2022,04,25, Monday
アパマンショップネットワークの四国内加盟店が、愛媛県四国中央市に集まっています。本部からは、アパマンホールディングの大村浩次社長が来ていました。アパマンの式進行は秒単位で、間に映像を挟み効果的に見る者聞く者の記憶に印象づけています。コロナ禍の繁忙期の全体の売上は、やはり少しだけですが伸ばしています。手をこまねいていたら、半減だったと思います。
IT・デジタルツールを使った非対人接客や、また逆に営業担当の指名など、アナログとデジタルのベストミックスで、お客様の心を鷲づかみにしています。CMが特徴でもありますが、『スノーマン』の起用は継続しあらたにワイド劇場の看板スター船越栄一郎氏を加えています。高齢者のオーナー向きのキャストも、加える戦略であります。 また得意のIT・デジタルでは、加盟店従業員の作業を軽減して労働集約力を高める施策に、更なるギアーガ入っています。今の時代若者のアパート・マンション選びの方法は多岐にわたり、古希の私には見ているのが精一杯で、みずからオペレーションは無理です。個人的にはIT・デジタルの重要性を鑑み、動画投稿サイト『ユーチューブ』配信に取り組んでいますが、複雑さはこんなモノではありません。 反面出来上がったモノは、操作が実にシンプルで、川の流れのように希望する物件に辿り着く工夫がなされています。最大の特徴は、営業担当に奨められたと言うより、自分で選択し物件を探し当てたという満足感がそこにはあります。逆に接客を希望するお客様へは、写真やプロフィールからお客様が選ぶことが出来ます。 指名制度で、多くの男女が女性担当者を選ぶようです。女性一人客には女性担当、カップルも女性担当、男性一人客も女性スタッフと女性がもてはやされています。ただし現地案内は、別の者がする場合もあるようです。弊社は創業らい、不動産仲介は女性が適しているのではないかと考えていました。40年前のことですが、まさにわが意を得たりの思いであります。 大村浩次APAMAN株式会社社長は、昨年度早稲田大学の大学院を首席で卒業し、今はアメリカでのMBA取得を目指して勉強されています。年に何度かは、2泊3日の聴講にアメリカに渡っているようです。多くの経営者が銀座で飲んでいる時間に、彼は勉強をしたりジム通いをしています。「若い頃に勉強していないから?」と聞くと、「そうなんですよ」と実に素直です。 実は彼も元盛和塾生で、私と波長が良く合います。私は彼のような稲盛優等生ではありませんが、25年前にもなりますか、フランチャイズ組織を作った頃、目を輝かせて言っていたことを、彼は本部の費用負担で次々と実践しています。彼の存在・理念・行動規範がある限り、アパマンショップネットワークは成長発展するでしょう。そんな彼は、18時の飛行機で東京へ帰ります。 |
2022,04,23, Saturday
ライオンズクラブ国際協会336-A地区(四国全域)の年次大会が、キャビネットのある高松で始まりました。今年は同4リジョンの23クラブが一致団結して、舞台をしつらえています。事前の準備は各クラブから選出された役員を中心に、粛々と進められています。公式行事のスタートは、ゴルフ大会です。わが高松栗林ライオンズクラブもゴルフ担当として、2つの会場の受付進行、運営を担当しています。
私はゴルフをしません。正確にはビギナーの頃ほんの1年位やって、やめてしまいました。従って受付をどうするか、キャディーバッグはどこへ置くかという程度は、おぼろげながら分かります。しかし今日は、そんなことは関係なく、7時前に『高松グランドカントリクラブ』へ駆けつけ、受付だけ手伝いました。 準備はキャビネット出向役員のL小竹彰や、高松栗林ライオンズクラブゴルフ同好会会長L白石由美子がクラブ事務局の花田千万里さんらと行っています。まず会場入りした参加者へ検温と消毒、ライオンズ受付をしてもらい、スコアー手帳(ロッカーキー付き)と参加賞を渡します。ここでも、当日のドタキャンや参加者交代が数件あり、極めつけは男女の交代でした。使用するロッカーの位置が、全く違います。 私がゴルフをかじっていた頃と明らかに違うのは、ゴルフシューズです。今はスパイクが打っていません。機能的には遜色がないのに、構造が違っているのだと思います。それからキャディーバッグを預けているはずなのに、手元にケースを持つ人が2割くらいいます。聞いてみると、キャディさんがつかなくなったので自分でクラブを2~3本もって歩く。次打つクラブをこの中に入れて、忘れないように立てておくため。 ゴルフ人口は、シニア-層が減少し若者が増えているようです。新型コロナウィルスの感染拡大も、ゴルフ場では問題が無いように考えられています。健康管理の意味でも、ゴルフは良いですね。私はゴルフの代わりとして、毎日8,500歩歩くことにしています。若干の筋トレも加えて、何とか体重等の維持をしています。 一応の受付対応が落ち着いた9時過ぎ、高松グランドCCを跡にし、自宅周辺の『いでざらい』にむかいます。社員総出で、分担箇所のどぶ(水路)掃除です。恒例のイベントで、仏生山町ほぼ全域で平池土地改良区の要請に応えて実施されます。本来は24日朝から一斉清掃ですが、水を切る意味で多くの自治会では前日の今日、作業をして集荷場へ搬入しています。 その後は、またライオンズクラブイベントです。23日は朝から記念ゴルフ、夕方には前夜祭です。正式には『336-Aのつどい』で、通年であれば韓国ライオンズクラブも幾つか来ています。姉妹提携クラブの交流の一環です。今日のこの会場は、入場制限付きで韓国からの来高はなく、参加人数も半分くらいです。なんとなく盛り上がりに欠けます。 そんな中アトラクションは、高松商づくしです。まずは『書道パフォーマンス』、高商ガールが30人以上つどい、一枚の作品を創り上げています。後半は、『シンガーソングライター歌手のmimika』さんです。彼女も高松商卒業生です。また私は参加出来なかったのですが、徳島で開催された春季四国地区高校野球大会の1回戦、高松商は松山商と伝統の戦いをし、7-0八回コールド勝ち、明日の鳴門戦が準決勝になります。 地区年次大会はいよいよ明日の本番、私は9時に昼食会場の設営に呼ばれています。雨の予想で、雨になれば野外撤収で室内(披雲閣)が混雑します。明日、いよいよ石井淑雄氏が第2副地区ガバナーにエレクトされます。石井淑雄氏は、坂出白峰ライオンズクラブ所属。オイスカ四国支部、現泉雅文会長の前の支部長でもあります。公益財団法人オイスカの理事です。無事エレクトされることを祈っています。 |
2022,04,22, Friday
私たちの暮らしは、昔に比べると随分便利で豊かになりました。けれども、その一方で人と人のつながりが弱くなり、高齢者の問題や災害対応など、個人では解決出来ない様々な問題があることも分かってきました。隣近所に住む人たちの間に、お互いの顔が見える関係があり、「おたがいさま」「おかげさま」の意識が共有出来ていれば、いざという時、きっと頼りになることでしょう。
自治会長さんには、ぜひ会員(町民)の皆さまと話し合いながら、「いざ!」という時に備えた地域の絆づくりを一緒に進めて頂きたいと思います。本日の連合自治会総会で、『自治会長の手引き』としてプレゼントされた資料の中に、以上のように書かれていました。私は2年目の、出作一丁目自治会長であります。 自治会は、自分たちの住む地域を住みやすくするために、地域住民によって作られる最も身近な組織です。今日の地域問題は、広域的な取り組みが不可欠となっています。そのため、各地域ごとに連合自治会が組織されています。一般の自治会は、この連合自治会に対して、単位自治会と呼ばれています。 高松市では、自治基本条例に基づき、地域コミュニティを軸とした地域みずからのまちづくりを推進しており、自治会はその中心として、地域全体の街づくりを牽引しています。自治会の意見や要望は、コミュニティ協議会を通じて市に届けられます。上部団体として、(一社)高松市コミュニティ連合会もあります。 仏生山町には67の単位自治会があり、2300世帯が加入し、推定ですが加入率は60%。基本的には古い町ですから、組織率は高い方ですが、新しい宅地開発で誕生した住宅地は、開発業者の考え方次第で新しく誕生する自治会を含めて、加入率が極端に変わるようです。グランドスケープデザインがしっかりしていたら、自治会活動も活発で新しい町が出来ています。 昨今の不動産開発業者は、市がやるような公共施設の設置や改修までやっています。開発行為の計画に、例えば農業用水路(生活排水用を兼ねる)の改修も開発工事の中に含まれます。許可をもらうには、やらざるを得ないのです。結果この宅地や建物を買う人の負担に転嫁されますが、まずは開発業者が負担します。従って開発業社の代表者の考え方一つで、その後の町の顔は変わります。 一方中古物件の利活用は、不動産業者の双肩にかかっています。単に空きを埋めれば良かった過去の業務から、街づくりのランドスケープが求められるようになってきています。しかし大きなことを考える前に、自分の住む町の自治会長として、まずは毎月の市報配りなど、賽の河原の石積みのような仕事からはじめます。横目では、空き家が確実に増えていることも認識しています。 |
2022,04,21, Thursday
2025年国際博覧会の運営会社『日本国際博覧会協会』は18日、中核となる8パビリオンの基本計画を都内で発表した。各界の専門家8人が、新型コロナウィルス禍の先を見据えた未来社会像を示した。万博開催まで3年を切り、国際情勢の変化を睨みながら認知度の向上などを急ぐ。大阪・関西万博は、25年4月13日に開幕予定。
会場は大阪湾に浮かぶ人工島・夢洲(ゆめしま)で、建設費は約1850億円。国、府・市、経済界で3分の1ずつ負担する。約半年間の会期で来場者は約2800万人を見込んでいる。直近のドバイ万博は新型コロナウィルス禍でも、のべ2300万人超が来場した。前回1970年の大阪万博は、約6400万人が来場した。あの頃と今では、時代が変わっている。 現在までに参加を表明したのは100カ国・地域と7国際機関となり、目標とする150カ国・地域の3分の2に達した。大阪市長は、「今年度中に150カ国を確保する感触は掴めてきている」と言う。民間からも住友グループや三菱グループなど、13社・団体がパビリオンを出展する。52年前の前回大阪万博とは、環境が全く違ってきている。 前回万博のテーマは『人類の進歩と調和』、今回は『いのち輝く未来社会のデザイン』。前回のパビリオンの一番人気はアメリカ館、その展示品はアポロ11号が持ち帰った『月の石』。私は高校二年生で、家族らとはぐれて吹田当たりの橋の下で寝た記憶があります。とにかく人また人で、落ち着かなかったことを覚えています。 新型コロナウィルス禍からの脱却、ロシアのウクライナ侵攻の戦後処理など、これまでになかった問題解決策が会場で見られると思います。『限られた資源を最大限活用』するという考えは、パビリオンのみならず、現実社会でもエネルギー問題からして、ロシア産原油の使用が出来ないなどこれまでになかった制限の中で、60億の人間が生きていくことになる。 有限だという『ヒト・モノ・カネ』の中で、パビリオンから実社会へ何を訴えて行くのか。今度の大阪万博はお祭り気分より、まつり後の片付けの中で何をどうトライするかが問われる、これまで以上に面白い世界博覧会になるとワクワクします。COVID-19(新型コロナウィルス)禍も、治まっていることでしょう。 |