2022,02,22, Tuesday
2月21日(月)午前中、自身3回目のワクチン接種を終えました。私ら夫婦は、近くの『わたなべ耳鼻咽喉科医院』でこれまでと同じようにここで、同じファイザー製のワクチンを接種しました。大学時代の仲間(ラインのグループ一斉送信)にこの旨を送信したら、数多くの『よかった』が帰ってきました。早いヤツは埼玉県や宮城県で、今月初旬に終わったと報告がすでにありました。
接種券の配布は全国的に年齢に比例しているようで、今日の接種場所でも『旦那様は75歳以上で、早く接種券が届いた。その勢いで、接種済み』という奥様の談を聞いた。香川県は、全国平均ぐらいの接種率で推移していると聞いているのです。ワクチンメーカーについては余り考えていないが、この医院はファイザー製を使っている。私はメーカーより、先生を信頼している。 今日のネタは、スマートフォン(スマホ)アプリについて、体験をまとめてみたいと考えます。『ワクパス』というアプリ(プログラム)ですが、一般社団法人メディカルチェック推進機構とICheck株式会社 が、共同で提供するアプリです。要するに民製です。これに対して、『接種証明書』というアプリも、私のスマホにはダウンロードしています。こちらは官製。ワクチン接種証明が、一つのスマホに2つ入っています。 最初に『ワクパス』の説明をします。まず自らのスマホに、AppStore/GooglePlayよりワクパスアプリをダウンロードし、アカウント登録(無料)をします。分からない人は、若者に尋ねてみて下さい。当然私もやりましたが、比較的簡単に取り込むことが出来ました。つぎに、『マイナンバーカード』と接種会場で貰った高松市長からの『予防接種済証』紙情報も合わせて登録します。 成功すれば、マイナンバーカードの写真が掲載された接種証明がスマホ画面に出て、2回目が何時何時接種済みと表示されています。これに第3回目、医院から貰った紙の証明書をスマホ撮影して再登録してみました。見事3回目接種記録が、画面に出ました。このシステムは、ワクチン接種で飲食店での『お得サービス』用に作られたモノです。公的証明とは言いがたいモノですが、何と無く胸が張れます。第一レスポンスが速い。 一方『新型コロナワクチン接種証明書』は、日本政府が公式に提供する、新型コロナワクチン接種証明書を取得できるアプリです。日本の予防接種法に基づいて、各市区町村で実施された新型コロナワクチン接種の事実を公的に証明するものです。『日本国内用』と『海外用』の新型コロナワクチン接種証明書を取得できます。 取得した接種証明書は、アプリを起動すればいつでも表示できます。氏名、生年月日、接種記録(ワクチンの種類、接種年月日、ロット番号など)が記載されます。それらに加えて、海外用では、パスポートの国籍や旅券番号が記載されます。当然ですが、『香川県高松市長』名で証明されています。 しかしこれには、3回目接種の情報が入力出来なかった。私の操作ミスも考えられますが、ステータスの違いか、官製は使いにくい。レスポンスが悪いですね。平井卓也衆議院議員のIT・科学技術大臣在任中、ITプログラム作成で高い安いの攻防戦があり、録音内容が表に出たことがありましたが、国の発注だと『とり放題』という受託側の姿勢は頂けない。IT(情報技術)やIoT共通プラットフォームは、これからの生活必需品、広く安く便利に利用出来ることを祈っています。 |
2022,02,21, Monday
第24回冬季オリンピック北京大会は20日、北京市の国家体育館(通称鳥の巣)で閉会式が行われ、17日間の祭典が幕を閉じた。中国は心配されていた新型コロナウィルスの感染拡大を封じ込め、大会の成功と国家の威信を世界へアピールした。しかしスポーツ界で嫌われる、五輪の政治利用も見られ、手放しで満点評価をするにはほど遠い閉幕に感じる。
結果メダル数を言うのにわれながら憚るのだが、金3銀6銅9合計18個の日本選手団の活躍は、これまでの冬季五輪で最多という、この結果は素直に喜ばしい。日本人選手のメダル候補で、獲れなかった選手も数多くいるが、結果は結果として、次の機会へのステップとして貰いたい。人間すべて、塞翁(さいおう)が馬という諺もあるくらい。 人間の禍福は、変転し定まりないものだというたとえ。人間万事塞翁が馬。〔淮南子人間訓から。昔、塞翁の馬が隣国に逃げてしまった。しまったとほぞをかんでいたら、名馬を連れて帰ってきた。老人の子が、その馬に乗っていて落馬し足を折ったが、おかげで隣国との戦乱の際に兵役をまぬがれて無事であったという話から〕。一喜一憂していても、最後はどうなるか分からないという例えとして私は聞いている。 次回の冬季オリンピックは、イタリア北部のミラノ・コルティナダンペッツォで4年後に開催される。大会旗の引渡しが、式の最後に行われた。それと北京冬季パラリンピックが、3月4日(金)に開幕するという。私の周りでは、パラリンピックに関しては全く言われていない。既に日本選手団も結成されていると思われるが、選手には人生精一杯の努力を、そして見る者も惜しみない拍手応援を贈りたいモノだ。 再度言うが、メダルの数が云々ではないが、北欧のノルウェーが最多の37は流石だと思う。2位ドイツが27だから、その差の凄さを感じる。3位は開催国中国の15個、4位が米国の25個(金メダル数を優先する)、5位がスウェーデンの18個。日本は12位にランクされている。日本チームに、あっぱれを贈りたい。残念なあの選手のことが、再び目に浮かぶ。高齢者は、名前は出なくても、そのシーンはハッキリ覚えている。 日本チームの冬季大会記録は、1998(平成10)年地元長野大会10個を先頭に、これまでも前回大会平昌(ぴょんちゃん)の13個、その前のソチ五輪の8個と比べても格段の成果を挙げている。やはり国が選手の育成資金を出すと、必ずその結果は出るモノのようだ。オリンピック競技に限らず、世界大会へ出場しそれで勝つには、個人もそうだが周辺も犠牲を強いられる。国が応援することは、必要不可欠であります。 それからオリンピック・パラリンピック開催の、これからが心配だ。開催費の拡大傾向は歯止めがかからず、日本の夏の大会もそうだが、全ての収支結果が公表されれば、私を含めて多くの日本人が『日本での開催は御免被る』と言い出すだろう。オリパラを開催出来る中国とロシアは、民主的な競技運営が果たして出来るか。もちろん米国やカナダの西側諸国だけでは、限界が直ぐ出る。オリパラの将来に暗雲が立ちこめた『2022北京大会』が幕を下ろした。 |
2022,02,20, Sunday
日経新聞土曜版『マネーの学び』には、金融商品に関するモノ、年金や不動産に関する情報が紹介されています。過去にも小欄で紹介したネタも、ここから多く拝借しているのです。本日2月19日(土)の19面は、相続関連のネタが全紙面に渡って紹介されて賑々しい。私は法律・税務の専門家ではありませんが、『相続問題』は平たく言うと、『争いの現場』を知るわれわれ『宅建士』に相談されるのも一考かと思います。
相続問題で案外心配されていないのが、『分割』に関する紛争です。相続対策としてセミナーなどで取りざたされるのが、『相続税対策=相続税圧縮』ですが、これに加えて相続には『相続税納付』と『財産分割』があり、相続税が無税だとしても相続人間での分割は、死んだ人の数だけ発生します。「うちの家族は仲が良い」とか「大騒ぎするほどの財産がない」という場合が、現場を見ているわれわれからすると非常に危険な状態です。 『相続』は『争族』とも言われ、相続人間で揉めるケースも多いのです。結論から申せば、『遺言書』を書いておくのが一番良いのです。遺言書には大きく分けて『公正証書遺言』と『自筆証書遺言』の二つあり、昨年から自筆証書遺言を法務局で保管してくれる制度が出来て、この手数料が1通3,900円と格安です。私も書いて保管して貰っていますが、これが広まると、まだまだ時間はかかりますが、これまでの常識であった『公正証書遺言』でなくても良いと言われるようになると思います。 新聞記事の【ケース1】にもあるのですが、相続人が兄弟2人で自宅だけしか相続財産がないという場合は、仮に今親と同居している長男が相続するとしても、次男に『遺留分=最低限もらえる権利』があり、何らかの『代償分割』が必要となります。つまり、弟に渡す現金が必要となります。いまさら不動産を増やすのは難しいとして、生命保険に入り長男を受取人にしておけば、この問題は解決します。 受取保険金は、相続財産ではありません。長男は受けとった保険金から、次男へ遺留分相当額を払うことが出来ます。受取人を指定していなければ、相続人みんなの収入となり、1人500万円まで非課税となっています。死亡保険金の受取人は、きちんと指定しておきましょう。一端指定した受取人を、後に変更することも出来ます。 死亡保険金だけだと、保険料もそう高くはなく、スムーズに運ぶことになります。こんな自宅だけの場合でも、次男は何の要求もしないと考えるのは間違いです。今の時代『家督相続』的な考え方は、上からはあるかもしれませんが、下から「もういいわ」と言い出す弟妹はまずいません。常識だと思っておいて下さい。相続にあって兄弟姉妹で揉めたら、その後の良縁が切れてしまいます。親の悲しむ顔が、浮かんできます。 次ぎに不動産が多い被相続人は、『家族信託』制度の活用も一つの考え方です。長生きをしても(自分の意志に反して)『認知症』と認定されれば、その後の法律行為(賃貸契約や売買契約)の当事者にはなれません。銀行預金の引き出し(カードで相続人等が引き出すのは除く)、定期預金の解約なども当然出来なくなります。このケースのような場合には、ボケる前の『家族信託』が有効な選択肢の一つです。 生前に『任意後見人』を選定しておく方法もありますが、不動産が多い資産家には、家庭裁判所が認知症状が出たあとに、『成年後見人』を申請により専任します。こうなると『任意後見人』がそのままスライドして『成年後見人』になれなくなります。箸の上げ下げまでとは言いませんが、「成年後見人」に弁護士や司法書士が専任されれば、大きな費用負担が発生すると同時に、被相続人の預金の出し入れも成年後見人の意のままとなります。 『家族信託』を実行したら、対象不動産(賃貸アパート・マンション)は、受託者(息子や娘が多いと思います)の名義に登記変更されますが、信託による形式上の移転ですから、税務上の負担が発生することはありません。家賃などの果実は、父親を受益者としておけばこれまでと同じように受けとることが出来、これまでと同じように使うことが出来ます。また家族信託で、受託者を配偶者としておいて、配偶者が死亡したら息子や娘に変更するという2段階の策も可能となります。 |
2022,02,19, Saturday
年末の大売出で新品テレビ購入の際に、孫が喜ぶ『アンパンマン』が数多く登場する『ユーチューブ・チャンネル』が見られるテレビにしました。ところが孫が来ないモノで、大喜びで『ジィジィ』が見ている間に、自分も『ユーチューブ・チャンネル』を創ってみたいと考えるようになってしまいました。知らないということは、逆に好奇心の塊がそこに埋まっています。ネタはこの毎日の『会長日記』から、1週間に1編ぐらい拾って自分で語り、その後自分でユーチューブ配信にあげてみます。
正直な話し、私自身も目を患い、見ること読むことに疲れを感じ始めています。であるならば、読む必要がなく、かつこれまでのように日記ネタに接してみたいと考える奇人がいるかもしれないと企画してみました。ホームページに掲載している『会長日記』は、これまでと同じように毎日アップします。何も変わることがありません。加えて、その中の1編か2編を読み上げて、少しコメントを加えようと考えています。 2002(平成14)年11月1日にスタートした『会長日記(当時は社長日記)』ですが、三日坊主で終わると言われながら休むことなく20年目に突入しました。誰よりも私が驚いています。それよりも何より、こんな駄文拙文を読むのに毎日2~3千人もの物好きが来て下さっています。励みとして、毎日楽しく好き勝手を書いています。心がけているのは、①旬の情報②ローカルの情報③人を褒める情報を書くことです。しかし、ルールに反していることも多いのでしょうね。 私ごとではありますがこの4月に古希という大坂を迎え、のり超えるのに苦労するだろうなと1昨年来心配していたら昨年7月に『食道ガン』を宣告され、案の定塗炭の苦しみを味わいました。80代を快適に暮らすには70代の毎日にかかっているという本も読み、今まさに流行語になっているIT(情報技術)やDX(デジタルトランスフォーメーション)の領域に取り組んでみたいとも考えました。 とにかく初めてのことで右も左も分かりませんが、『ユーチューブテレビ』を導入して2カ月弱、私自身『ユーチューブ』動画で随分勉強させて頂きました。私の話がお役に立つとも思えませんが、とりあえず取り組んでみることにしました。切りの良い2022年2月22日から、公開してみます。1週間に1編のペースであります。 タイトルは、『松野せいかんの会長日記』。誠寛は本名『のぶひろ』ですが、小中校では『セイカン』と呼ばれていました。普通に読むとすれば『セイカン』が、精一杯です。懐かしい響きを楽しみながら、「おはようございます。松野せいかんの会長日記です」で録画がスタートします。カメラリハーサルも1人で黙々とやっています。スマートフォンで動画を撮るという芸当も、初めてです。さすが動画は容量が多くあり、静止画に比べて時間がかかるというのもあらためて実感しています。 『ユーチューバーに娘をやらない』というテレビドラマがあるようですが、決して人気ユーチューバーになりたいとは考えていません。自分の高齢者の老化防止策として、ほんの少し異次元を体験してみたいのです。 |