2021,12,20, Monday
新型コロナウィルスの新変種株『オミクロン株』が、世界各地で猛威を奮っている。デルター株が国内でも治まったかのように見えるが、『オミクロン株』の主流化が、世界各地で急速に進んでいる。世界保健機構(WHO)によると、すでに89カ国・地域に拡大したという。各国は、ワクチンの追加接種が有効とみて対応を急いでいる。
厚生労働省によると、日本では18日時点で65人のオミクロン株感染者が確認されている。海外からの入国者や濃厚接触者にとどまるが、市中で広がった場合でも、感染者を早期に発見できる検査体制が求められる。英国での感染が一番ひどくて、1日当たりの新規感染者が18と19日2日連続で1万人を超えた。 『オミクロン株』は南アフリカから、新型コロナウィルスの変異株として発出したといわれている。1914(大正3)年(7月に第1次世界大戦が勃発・12月に東京駅が完成)のアフリカ地図を見ると、1910年に南アフリカ共和国(独立当初は南アフリカ連邦)が独立しているが、その他は欧州列国の植民地のままである。栄耀栄華を極めたヨーロッパ諸国が、英国を始め新型コロナウィルス禍で苦しんでいるのは輪廻転生か。 翻って国内を見渡せば、「この機会に」と忘年会や久しぶりの友人と会食したり、国内旅行に出掛ける人が増えている。誰しもこれで終息とは考えていないモノの、これまでの『憂さ晴らし』の意味も込めて、「この機会に」という人が増えているのは確か。海外に比べて、日本人は外出時にマスクをしたり、履き物を脱いだり、手洗いも比較的習慣的に行う。第一入浴が、私は感染防止に効果的だと考えています。 また新型コロナウィルスの変異株、オミクロン株に対しても既存ワクチンが効果的との研究結果が喧伝されている。十分な予防効果を得るためには、追加接種が不可欠とみられ、日本を含む先進国が再びワクチン確保に動き出した。ブースター接種と呼ばれる三回目接種が、やはり必要なのだろう。見えない敵と戦うためには、これまでに経験したことのない『未知との遭遇』も、致し方ないと思う。政府を信頼して、3回目接種を申し込むことにした。 そして岸田文雄首相は就任以来よくやってくれていると思うが、その評価は後日のこととして17日にファイザー社へ、供給の前倒しを要請した。一方、一番遅れていると言われるアフリカ全体の接種完了率は10%未満で、既に『オミクロン株』が各国にまん延している可能性が指摘される。世界保健機構(WHO)のテドロス事務局長は14日、「(先進国による)ワクチン買い占めが繰り返され、不公平さが助長される」と不快感を表明している。 さらにアメリカ軍基地の感染拡大など、パンデミックも報告されている。100年前のスペイン風邪も、軍人起源説がある。軍人も好きで動いているわけはなく、終息に向けて世界の叡智を結集してまず先進国へ、次ぎに発展途上国へもワクチンを供給する方向へ突き進んで欲しい。加えて、日本企業のワクチン&新薬の開発に期待が集まる。しかし開発側も終息したら、莫大な開発費が無駄になる懸念が大きいから足踏みするという。マスクを買う度胸があれば、完成した国産ワクチンを全て国が買い上げて、ODAに貢献する手もあるではないか。 |
2021,12,19, Sunday
2021(平成33)年夏から始まった『募金のお願い』、コミセン駐車場の拡張および緊急避難場所周辺の整備など、いろいろな思いを込めた隣接地の取得が持分5分の3程度叶い、残り5分の2程度の残代金を残しながら所有者のご理解で、先行使用が認められ、そのための建物解体が完了しました。秋山工業(秋山孝二社長)の手によって、無事解体が終わりました。
ここまでが、募金の一翼を担った『特定非営利活動法人仏生山魂再開発フォーラム』の仕事であります。解体は、隣接のコミセン駐車場を借りることから、その使用料も秋山工業の負担で市役所に納付して仕事が進みました。コミセンも駐車場も日常使いをしながらの解体工事で、大変だったと思います。大過なく終了したことに、深く感謝する次第であります。 またこの近くで、解体する現場もあります。築後50年を経過して、建物がその役割を終えた結果、解体となります。空き家放置が問題化していますが、土地の再利用が出来る場所は解体され、大地はまた次の使命を帯びて活躍します。有難いことですが、その解体も決められたルールによって行われ、廃棄物の処理も決められた手順で処分されるはずです。 特に隣接地に迷惑がかからないように、事前に配慮されることが法的措置とは別にあります。駐車場であれば、その期間は移動してもらうとか、当然大人としての対応が当然。昼間その駐車場が空いていればトラックを置いて、クレームが来たら公道に移すというような計画ではいかんでしょう。この現場では、道路占有許可もその標示がありません。 このような方法で解体が出来るのであれば、確かに解体費は安くなると想像出来ます。「解体費が高い」と言われるのですが、われわれ紹介する立場では、合法的にかつ近隣とトラブルなしに終わってくれるのを期待しています。われわれの手にない現場については、多くを語るつもりはありませんが、大人の対応をお願いしたい。 さて先の公民館駐車場拡張予定地ですが、「花こう土を敷く」までが解体の仕事で、その後の利用に関しては、高松市の担当者とコミセンで相談しながら進めていきます。「特定非営利活動法人仏生山魂再開発フォーラム」では、残代金の募金にさらにギャーを入れて取り組みます。ここでも、自助・共助・公助のまちづくりシステムが働きます。自分たちのまちは、自らの手で、出来ることはやりませんか。 |
2021,12,18, Saturday
17日(金)高松市内『丸亀町壱番街ドーム広場』で、『クリスマスマルシェ』が開催されています。メンバー関係先からうどんやリース(クリスマス飾り)、おにぎりからケーキ、豆腐油揚げなどいろいろな商品が出店販売されています。私は昼前に駆けつけたもので『食品』に目が行きましたが、子ども用の衣類なども並んでいました。
このうち幾らかがチャリティー募金へ、またダイレクトに古参のメンバーが、チャリティーBOXを持って迫ってきます。昨年来の新型コロナウィルスの感染拡大に伴い、ライオンズクラブの活動も制約を受けて、ほとんどが中止もしくは延期を余儀なくされています。ライオンズクラブの活動は、「密閉・密集・密接」が中心でコロナ禍では大苦戦。 ライオンズクラブは、1917(大正6)年6月7日に米シカゴで『メルビン・ジョーンズ』という1人の男の声かけから産声を上げ、私の産まれた1952(昭和27)年3月15日、シカゴでの創設から35年の時間が経過し、東京LCが、フィリピン・マニラLCのスポンサーで誕生しました。太平洋戦争では敵として戦い、両国で多くの犠牲者を出しました。それを恩讐の彼方として、過去の敵今の仲間としてスポンサーされています。 その後日本でも、その志が燎原の火のように広がります。シカゴに誕生してから今日まで、1世紀104年が経過しています。コロナ禍で、日本のみならず世界中のライオンズクラブが、アクティビティーのみならずクラブ運営そのものでも苦しんでいます。『衣食足りて礼節を知る』の例え通り、メンバーのビジネスも大きく毀損しています。 そんな中でも高松紫雲ライオンズクラブは、1970(昭和45)年3月8日わが高松栗林LCと同じ、『高松玉藻LC』のスポンサーで誕生し、4Z(ゾーン)の中でも一番の元気者です。その弟クラブが、初めてのクリスマスマルシェを本日開催しています。ちょうど今日の四国新聞朝刊には、11月28日(日)に行われた4Z6クラブ合同サンメッセ清掃の記事が掲載されています。勿論紫雲LCからも、大勢参加されていました。 マルシェ会場では献血の案内もされていましたが、香川大学生とコラボして、新しいPR作戦を展開しています。わが栗林LCも献血アクティビティーに取り組んでいますが、マンネリ化して献血者の伸び悩み、応援側のクラブメンバーの積極的参加が滞っている状況が続いています。献血は、特に冬場の献血は採血量が不足し、医学が進化しても従前通りの献血に頼っている現状で、何らかの工夫が求められています。 マルシェは、午後3時まで続きました。遅い時間は、今冬一番の寒さになるとか。是非、暖かいモノを胃袋に入れてお帰り下さい。ご苦労様でした。 |
2021,12,17, Friday
ともにアパマンショップの加盟店として、切磋琢磨しているコスモ不動産(丸亀市)が、中讃2市3町(丸亀市・善通寺市・琴平町・多度津町・まんのう町)でつくる『瀬戸内中讃定住自立圏』が14日、丸亀市役所で女性活躍実践アイデア企業顕彰の表彰式を行い、大賞をコスモ不動産(丸亀市)に授与した。
顕彰理由は、コスモ不動産がデジタル化を図り、在宅勤務による賃貸物件のオンライン契約を導入するなど、女性従業員が働き続けやすい環境作りに注力している点を評価したようだ。恥ずかしながら私は、中讃2市3町が、丸亀市・善通寺市・琴平町・多度津町・まんのう町であることを知らなかった。勉強不足を、恥じ入るばかりであります。反面、間に挟まった坂出市は、どこへ所属するのだろうかと考えてしまう。 同自立圏では、圏域企業の女性の活躍やワーク・ライフ・バランス推進を支援するため、自立圏の2市3町と経済団体などで女性活躍推進協議会を組織。企業顕彰は、優れた取り組みを実践する企業の事例を広めようと、同協議会が前年度から始め、2年度の今回は8社の応募があった。 コスモ不動産(丸亀市・野津靖生社長)は、マンションやアパートなどの賃貸仲介を行っており、雇用する従業員30人のうち女性が20人を占める。同社では育児・介護など個々の家庭の事情に合わせた柔軟な働き方を選択出来るようにしたうえで、デジタル化を推進して、いつでもどこでも仕事が出来る環境を整えたことが高く評価された。 その野津靖生社長は、「女性の力が必要不可欠で、短い時間、リモートでも大きな戦力になる。なるべく長く働いてもらえるよう今後も研鑽を重ねたい」と喜びを話していた。野津靖生社長は、同じ元盛和塾生。私が紹介した塾生の中でも、熱心な学びは高知の和田英知さんと負けず劣らず、甲乙つけがたく野津さんは今では後継塾『香川胆識の会』の事務局も務めています。 そこでの世話焼きが、テレビ会議やテレビ電話システムを自社で取り組むヒントになったのかもしれない。稲盛和夫塾長は、『情けは人のためならず』と言って、出来る範囲の世話(ある意味社会貢献)をやることが自らの学びになりますと推奨されている。手段は代わっても、精神はかわらず引き継がれています。おめでとうございます。 |