2021,11,29, Monday
高松商先輩吉田勝昭氏からのメールを借用し、掲載しています。吉田勝昭先輩も、毎月日記を更新し、さらに私にまでほぼ毎日メールを下さいます。その内容が大きすぎて、小欄に似合わず紹介する機会も少ないのですが、本日のコロナ水際対策には私も大変興味を持っています。そのまま掲載させて頂きます。ただし11月23日(火)のメールですから、『オミクロン株』発表前のことです。
48.日本の水際コロナ禍防衛策 友人が今月13日、ドバイでの宇宙会議とグラスゴーでの国連COP26 に参加して帰ってきました。新聞ではコロナウィルス感染者数が大幅に減り、一安心していたところですが、友人の話を聞いて日本の水際作戦は厳格を極めていて、緩い外国との差を感じたのでした。 日本人の出国時:2回のワクチン証明と当日空港でのPCR検査が、陰性であればOK。 日本人の帰国時:外国から帰国2日前にPCR検査し、羽田で抗原抗体検査が陰性であればOK。11月8日に出た、3日間自粛後にPCR検査受け、陰性であればその後解放となる。 ところが、ビジネス関係者は会社の管理になり、この3日間の自粛のために膨大な書類を会社側が提出しなくてはならないし、友人の場合帰国後もテレワークなので、会社の仕事が増えるため、一般と同じく14日間自粛を選んだそうです。 しかしその後も、携帯電話に非常連絡用アプリを入れられ、14日間位置情報の確認をされる。この他にも、携帯にAIから電話が日に3回ほど来て、1回は顔画像と背景を入れて返信しなければならないし、これを怠ると名前を公表ということで、24時間スマホを持つ必要があるという。まるで日本のやり方は、明るい北朝鮮だと笑う。 外国の場合:先進国(ドバイでさえ)自粛期間なしで入れる。ただ、レストランなどはワクチン証明必要なところもある。ドバイやグラスゴーでも他の外国人に日本はいつまで鎖国するのかと言われたそうだ。この日本防衛策の一方、ウィーンフィルが先日来日したが、特別扱いで、ホテルと会場はバスで移動ということで自粛なしだ。 しかしながら、ホール内には日本人スタッフがいるので、その方々との接触があるので、演奏者との対応はそれでよいのだろうか?しかし、その観客には海外渡航者で2週間自粛の方とその受け入れた方は濃厚接触者で入場できないと書かれている。ウィーンは4度目のロックダウン宣言です。そんな危険な国と分かっていながらでの、緩やか防御策です。日本の政府のやり方はどうも外国からの圧力が感じられ、日本人としてはすっきりしない感じです。 また日本人の入国の時には、抗原検査と書類チェックがあり、普通は、1時間くらいですが、書類に不備がある場合は5時間待たされた人もいました。スマホを持っていない人は借りないとダメで、また使えない方は、詳しく教えてくれていたという。日本人の親切な対応と徹底した水際防衛策のお蔭で、コロナウィルス感染者数が大幅に減り、これが外国からの新種のウィルス防御ともなっているのですね。国民としてはうれしいのですが、いかがでしょうか。2021/11/21 ホームページです |
2021,11,28, Sunday
11月28日(日)午前8時前に、サンポート高松の最も北側の駐車場トイレ西側芝生広場にて集合し、4Z(ゾーン)所属6クラブ合同清掃が行われました。ライオンズイベントとしては、正式文章がない(届いていない)のは、極めて異例です。高松栗林ライオンズクラブ事務局から、メールでそれとなく連絡が来ていました。合同アクティビティーなら、行かねばならぬ。4Z所属6クラブ合同となれば、ゾーンチェアパーソンが主催となり、所属クラブが開催の世話をすることになります。
清掃は2021-22年地区高松キャビネットの蔵本ガバナーの基本方針で、先週の21日は高松栗林ライオンズクラブも単独で『海ゴミ』回収アクティビティーを庵治町鎌野海岸でしました。1週間が経過し、今日は6クラブ合同となりました。その場所ですが、サンポート高松の北端で、すぐ先は瀬戸内海。釣り人も、何人か来ています。今日は晴天で、イベントが終了する午前9時になると、気温も上がってありがたい日差しが。 各クラブのユニフォームを数えるまでもなく、高松紫雲LCの参加がダントツです。6クラブ内では、高松紫雲が一番元気。30人は集めています。次が高松北LC20人ぐらいですか、このクラブが今期のゾーンチェアパーソン丸山勉史ライオンを排出しています。わが高松栗林ライオンズクラブは7人の侍が参加、とは言いながら2人の姫も含まれています。 またこのエリアは、県立体育館の建設が一部始まっています。まだ基礎の掘削も始まっていませんが、敷地内の囲い込みは出来ています。体育館と言っても、イベント会場も兼ねています。今風に言うと『アリーナー』ですか。このエリアの一部は、JR宇高連絡船の発着場所でした。瀬戸大橋の完成と共に連絡船が廃止され、その跡地を埋め立てて、『サンポート高松』エリアを形成しています。 JR高松駅を核として、昨日の『青い鳥と赤い猫』の上演会場になっていた『サンポートホール高松』や『サンポート高松シンボルタワー』、また国の出先機関がほとんど入っている『サンポート合同庁舎』など、集積がさらに進んでいます。『サンポートアリーナー(仮称)』の建設と並行して、『徳島文理大香川校』のキャンバス移転工事もまもなく始まります。 勿論各離島へのアクセスも、ここからという文字通り高松の中枢エリアでのゴミ拾い、あるのは空き缶ポイ捨てとタバコの吸い殻だけという実態。成果物は決して多くはありませんでしたが、各ライオンズクラブ共アクティビティーが出来ていない中での合同アクティビティー。それなりの成果はあったと思います。高松紫雲ライオンズクラブの、チャリティー告知もありました。また行かねばならぬ。 |
2021,11,27, Saturday
喜劇や音楽のパフォーマーが共演する標題タイトルの新作音楽劇が、サンポートホール高松第2小ホールで開催されました。今日が2回、昨日も1回の公演があり、大変盛り上がったようであります。華やかな音楽や大道芸パフォーマンスとともに笑いと感動の舞台が繰り広げられ、久しぶりに舞台を拝見した私の心にも、情味(人情味)が溢れていました。
主催の一般社団法人街角に音楽を@香川は、県下一円で音楽会や舞台公演をしています。とは言いながらこのコロナ禍で、イベントがほとんど成立していません。満を持しての開催だろうと、心の内を推し量っております。私のところまで案内を頂き、ネットからクレジットカードを使ってチケット申込みと、新型コロナウィルス禍の前と後が見事に融合されています。 新作音楽劇には、これまでの『たかまつ大道芸フェスタ』で人気を集める3組が登場。パフォーマンス集団『トゥーアールマンション』と、アコーディオンと歌の姉妹ユニット『チャラン・ポ・ランタン』、羊を模した足長パフォーマー『せせらぎ』がそれぞれの持ち味を生かしながら共演していました。何年か前に、コトデンの電車を使った大道芸があり、私も最終琴平駅までお付き合いしたことがあります。 芸では飯が食えないと私も思いますが、時代時代で芸人を応援する篤志家や組織・団体が現れるモノです。一般社団法人街角に音楽を@香川も、その組織の一つであります。偶然ですがリーダーの鹿庭弘百氏と、久しぶりに言葉を交わしました。来年は、現代アートのトリエンナーレ「瀬戸内国際芸術祭」が春から開催されます。世界からお越しのお客様に、高松を楽しんで頂ける企画があると、私も嬉しくなります。少しは協力もします。 今作は童話『青い鳥』を題材にしたモノで、主人公の女の子と飼い猫が奇妙な旅に出る物語。海やサーカス小屋など次々と場面が展開する中、額縁などの小道具を使ったコミカルなパフォーマンスに観客から笑いが漏れていました。『讃岐うどん』など、小道具も地元に配慮して、一層の笑いを誘います。幼子が多かった印象です。 |
2021,11,26, Friday
今年の全国大会は、新型コロナウィルス禍での開催と言うことで、会場参加とオンラインでのハイブリッド開催となりました。2021年の総括と2022年施策の報告が、大村浩次APAMAN株式会社社長からありました。この臨場感・迫力はここへ来ないと、体感できないものだと私は考えています。この歳で早稲田大学を卒業し、更なる学びをアメリカに求めようとする大村代表の考え方。同じ元盛和塾塾生としても、同慶の至りであります。内容については、部外秘となっています。
今朝も皇居一周をしました。昨日より概要がハッキリしました。二重橋も確認できました。マラソンランナーの数は昨日同様程度ですが、半分くらいは地方から出てきて挑戦しているという市民ランナーもいるのではないでしょうか。偉そうなことは言えませんが、私を抜き去る姿を見ていて、この人はベテラン、この人は初心者というのがハッキリわかります。欧米人の女性は、2日間ともあの人とハッキリわかりました。 その皇居周辺ですが、私が歩く時間ですからそう早朝でもないのですが、大型トレーナーが停車しています。恐らく深夜に到着し、現場が開場する前のこの時間まで、この付近で待機仮眠しているのでしょうか。新潟や庄内、北陸のナンバーも散見されます。荷物は建設現場の大型骨組みパーツです。東京駅周辺でも、浜松駅でも建設工事が盛んです。例えが悪いですが、五輪前の雰囲気です。 私が見たのは東京駅周辺だけですが、1階のテナントが空きながら、近くで大型ビルの建設が進んでいます。また建設計画も耳にしました。高松からのJAL便は8割搭乗でしたが、沖縄便は満席だとか。八重洲の居酒屋は飲み放題で6,000円、早朝のビル街の朝食は250円という看板もありました。何だがバラバラの日本の縮図を、ここ東京で拝見したようであります。 昨日の『あまから茶屋』で、㈱カインドウェアの渡邊善雄会長から『パンデミック革命』という本を頂戴しました。全くの偶然であります。私の理解でパンデミックとは、感染症の世界的流行という意味と考えています。(本の)著者21人で綴るコロナ後をどう生きるかという意見のその中に、渡邊善雄会長の原稿もありました。当然それから読みます。次ぎに続く渡辺利夫氏は、オイスカの会長です。 まだ全てを読んでいませんが、私と同年の神田智夫氏の『拡大するネット溶ける絆』に刺さるものがありました。なにげなくヒトの顔を見たとき、すれ違ったとき、世間話をしているときなどに、ふっと思いつくこと、ひらめくことがある。これがヒトが集まることの一番重要なことではないだろうか。ヒトの交流には余白のようなもの、何もないと思われるような「空の時間」が大切なのである。そのとき、ひらめきや予期しないものの発見がある。 インターネットでは、すぐそこにヒトがいるかの如く会話することも出来る。しかしそこに実際ヒトがいるのとは何かが違うのだ。実際に会っているときは、その人の発する声(音)も表情(光)も、空気の振動が伝えてくる。ヒトの気配を実感している。その空気の中には、さらに何かが含まれている。それはそのヒトの情味というモノではないだろうか。情味とは、微妙な表情から伝わってくる人間らしい温かみや感情や愛情などである。これらが、電気信号にしたときに抜け落ちるのである。 この情味の交換がないゆえに、Web会議、Web面接、Web授業などで情報を伝達(データーのみの《情味のない情報》)してもどこかむなしいのである。そのむなしさの積み重ねが、ヒトの心に『鬱』を誘うのだ。今後、コロナ禍が終焉したときには、効率的な情報交換の道具としてインターネットを活用する場面と、ひらめき・気づきを生む情味の交換の『場』の組み合わせを考えて、社会生活の再構築を図るべきだと考えている。 実に上手く、今の混沌としたヒトの心の内を表現されている。今回の上京でも、つくづく『情味』を感じた。『全国定借推進機構ネットワーク』でも、『アパマンショップ全国大会』でも私は表現できなかったが、神田智夫氏の言葉を借りるなら『情味』のあるなしが、その境界だと感じました。本当に久しぶりの上京でした。情報は東京から誕生しているとは思いませんが、地方から東京に集まり、そこから発信されていることはこれまでと同様、ありかなと思いました。 しかしヒトが住む世界は、海外とまでは言いませんが、地方へ波及しています。今回の東京を見ながら、さらに地方が面白いと感じました。 |