2021,03,30, Tuesday
NTT西日本は、社会の環境変化に伴うさまざまな課題に対し、ICT(情報通信技術)の力で解決していく、「ソーシャルICTパイオニア」を目指している。一方高松市もICTを活用して、地域の課題解消につなげる「スマートシティたかまつ」の実現、さらにその延長線上と位置づける国の「スーパーシティ構想」の区域指定に向けてさまざまな取り組みを進めている。
未来型のまちづくりの一環として、女木島と男木島に光回線の整備が始まっている。高松市が女木男木両島に光回線網の整備を決断したのは、通信環境地域格差を解消するため。高松市内の本土側の光ファイバー網の整備がほぼ完了し、以前から「全市域ウルトラブロードバンド化構想」を提唱していた高松市としては、国の補助事業を活用して整備することにした。 NTT西日本は、女木島から男木島に新たに光海底ケーブルを敷設し、両島の光回線化を一体的に進める。次の瀬戸内国際芸術祭が開催される22年4月までには、完了する予定。新型コロナウィルスの影響で生活スタイルが変化し、在宅勤務のテレワークやオンライン授業などを行う上で、家庭での光回線やWiFiアクセスポイントは、必需品のようになっている。 高速で安定した通信環境が整備されれば、島民は友人、家族、仕事仲間とのWEB会議やユーチューブなどの動画配信サービス、オンラインショッピングをストレスなく利用できるようになります。また働く場所、学ぶ場所を自由に選べる社会への変化に対し、島外から訪れる人に対しても、都市部と遜色なく様々な情報をタイムリーに入手して発信出来る島として、大きな魅力になると考えられる。 |
2021,03,29, Monday
本当に良かった。愛媛県今治市の正栄汽船所有のコンテナ船『エバーギブン』が、29日座礁していたスエズ運河からの脱出に成功したと報じられている。テレビニュース映像で見ると、400mの船体が斜めになって運河をふさいでいる。船体の総重量は22万トンもあり、コンテナを幾つ降ろすかまたその安全性はどう担保するか、いろいろ言われていた。
29日時点で360隻以上の船が、運河や周辺で足止めされて、長期化の懸念が広がっていた。スエズ運河庁がオランダ企業の支援を受け、牽引や土砂の浚渫を続けていた。運河長官によると、船は27日、一時的に約4メートル動いたが再び停止した。29日未明にタブボートの作業を開始した。このオランダ企業は、この数日間で離礁できるとの観測を示していた。 この事故で改めてスエズ運河の重要性を、世界が認識したことだろう。無事に通過していた現実から、一端その利用が停止したら、莫大な費用がかかることも、損失が広がることも分かった。心配されているのは『テロ』や『政変』だが、『砂嵐』という自然災害が一番の敵であった。運河を通過する際には、最大限の注意をしているところだが、運河の中にも『まさか』という坂があったようだ。 決して防げなかった事故ではないと思うが、関係者には事故の検証を十分にして、再びの事故がないようにしてほしい。特に日本はこの運河を通ってヨーロッパーへつながっている。今では石油が注目されるところだが、日本からの輸出品もここを通っている。 |
2021,03,28, Sunday
『タンデム自転車』とは??タンデムとは英語で「座席が前後に二つ並んだ」という意味の形容詞で、『2人乗り用としての構造を有し、かつ、ペダルが縦列に設けられた自転車』です。写真で見ると、分かりやすいですかね。この種の自転車が、今月16日から県内の公道を走ることが許されるようです。
特徴として2人でサイクリングでき、後ろに乗る方はハンドル操作が不要なため、視覚障害者もサイクリングを楽しむことが出来ます。さらに2人でペダルを漕ぐので、速度が出やすくなります。しかし一般的な自転車と比べて車体が長いため、小回りが利きません。このようなことから、道路交通法上も、一般的な自転車(普通自転車)とは異なる規制がかかります。 そのためタンデム自転車は、車道の左側を走ります。歩道は走れません。仮に「自転車歩道通行可」の標識があっても、歩道は走れません。道路左側の路側帯は走れますが、歩行者用路側帯(白二重線)も走れません。私も久しぶりに普通自転車にまたがってどぎまぎしていますが、このタンデム自転車は、安全な場所で十分練習してから道路を走るようにして下さい。 そして私のように恰好悪くても、ヘルメットや手袋の使用は必須です。後ろに乗る方は前の状況が見えないので、発進・停止・曲がる時等は、声を掛け合うなどのコミュニケーションがかかせません。うららかな春、『しまなみ海道』は自転車が似合います。 |
2021,03,27, Saturday
応援席からも、「三本松は侮れない」という意見が圧倒的だった。高松商が少しばかり実力上と思うのだが、今季の三本松は何だか不気味だ。県大会第6日は27日、翌28日に2球場で8強入りを懸けた3回戦が行われる。本日27日は、初戦を順当に勝ち上がったシード上位4校が登場した。高松商は、「レグザムボールパーク丸亀」での第2試合(13時)で先に紹介した三本松と対戦し、2-1の僅差で辛勝した。
試合は高松商の先攻(元校長奈良計男氏によるとジャンケンで負けた?)で始まり、三回裏に三本松が高松商二番手の大平岳投手(右)投手の替わり端を襲いかかり、2死ながら2番三橋選手が中安打で出塁し、2盗を決めて大平岳投手を揺さぶる。先発徳田叶夢投手が、三回の攻撃時に左足を痛めて降板。高松商長尾健司監督は、二回を無失点に抑えていたエースの徳田叶夢投手を、二回で降ろさざるをえなくなった。 大平岳投手は続く3番筒井選手にもセンター前へ運ばれて、1点を失う。なお4番佐藤選手の打席で、高松商山崎悠矢捕手のほんの小さなミスを見逃さず、三進。高松商大平岳投手の球速も133kmとまずまずの出来のように見えたのですが、佐藤選手に四球。2アウトながら1・3塁にランナーを置いて、あわや追加点かと思ったところ5番安芸選手がセンターフライに終わって、1点の最少失点で切り抜けた。 この1失点が、高松商の辛勝につながったと言える。五回表高松商の攻撃は、9番向井万旺選手がまずセンター前ヒットで出塁。1番野崎隼斗選手は、ピッチャーへのバントで俊足を飛ばして内安打。無死1 ・2塁。2番浅野翔吾選手のライト犠牲フライで、2塁ランナーがタッチアップで三進。続いて1塁ランナーが盗塁で、2・3塁。3番末浪佑絃選手がセンターへのヒットで、2者生還して2点、なおランナー末浪佑絃選手が盗塁し責め立てたが、4番安藤康城選手がライトフライ、5番本田倫太郎選手がショートゴロで3死。 九回からは前回好投した坂中大貴投手をマウンドに送り、8番投ゴロ、9番遊ゴロ、1番も133kmの玉で遊ゴロに抑えてゲームセット。終わって見れば三本松1-2高松商だが、高松商の8安打に対し、三本松が9安打と接戦を物語っている。エラーは互いにゼロで、引き締まった試合になった。 三本松の日下広太監督は、「秋の初戦敗退から選手達の意識が変わり、日常生活や練習に取り組む姿勢が変わってきた。粘り強く戦えるチームになりつつある」と分析していたが、その通りのゲームだったと思います。失礼ながら対戦相手が高松商でなかったなら、「夏の頂点のためにも、今大会で自信をつけたい」という希望通りの試合になったと、エールを贈ります。あっぱれ三本松。 次の高商戦は、4月3日(土)13時からここ「レグザムボールパーク丸亀」で、明日の試合で戦う高瀬と観音寺総合の勝者と4強入りを目指して試合が行われます。次は3日4日と連戦になります。ピッチャーの準備が十分出来た方が、当然勝ち進むと思います。大胆な予想ですが、準決勝戦の相手は英明で、ここに勝ったら決勝戦は大手前高松のように思います。今日は良い試合でした。お疲れ様でした。 高松商 000020000 2 80 三本松 001000000 1 90 |