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経済アナリストの藤原直哉氏のZOOM見解南鳥島レアアースは採算度外視
12日(木)に久しぶり、松山藤原塾の税理士酒井啓司さんのお世話で、ZOOMを駆使した講演会を拝聴しました。その中の後半質問コーナで、私が「東京都南鳥島で行われているレアアース採取は今後軌道に乗るか」と質問したのですが、採算度外視で、国境強調策だと言われました。私もコスパー重視は考えていましたが、住友金属に勤務されていた藤原直哉氏からだめ出しされて、諦めていたところでした。

ところが『三井金属、九州にレアアース研究拠点 南鳥島由来資源の供給網強化』もという記事を発見しました。三井金属は13日、福岡県にレアアース(希土類)などの材料の研究開発拠点を新設すると発表した。国が南鳥島沖の海底からレアアースを含む泥を回収しようとしており、三井金属は新拠点を通じてレアアース泥の精製も視野に入れる。中国への依存度が高いレアアースについて国内企業によるサプライチェーン(供給網)を強化する。

4月1日付で「九州先端材料開発センター」を設け、新棟を建設する。福岡県大牟田市の「レアマテリアル事業部」の敷地で100億円を投じ、2028年度の完成を目指す。鉱石や南鳥島の、泥由来のレアアースを精製する技術を追究する。未定の部分が多く、17種類あるレアアースのうちどの元素を対象にするか、どのような最終製品向けに開発するか、事業化後に国内外のどこで精製をするか、といった点は今後検討する。レアアースの、リサイクル技術も開発する。

これまで三井金属は、福岡のレアマテリアル事業部の拠点でレアアース精製は手掛けてきた。複数種類のレアアース元素が混ざった状態から、個別の元素を取り出す分離の技術などを持っている。レアアース原料を調達し、半導体や磁石に使う材料に加工してきた。新拠点では、半導体パッケージを保護する封止材が熱で膨らむのを抑えて破損を防ぐ「負熱膨張材」やレアメタル(希少金属)、電気自動車(EV)の電池に使う材料の研究開発にも取り組む。

探査船が帰港した後にJAMSTECなどの研究施設で泥水の成分や海底で得たデータを分析する。泥から、レアアースを実際に精製できるかも試みる。今回の試験採掘は、内閣府の大型研究開発プロジェクト「戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)」の一環で実施されている。SIPは今回の結果を踏まえ、2027年2月に大規模な実証試験を計画する予定だ。


目標では、1日あたり350トンの泥の回収能力を実証する。27年の試験開始までに、南鳥島に泥から海水を抜く脱水処理をする施設を建設する予定だ。途中のマレーシアで、脱水処理をする施設を建設する計画も聞く。持ち帰った泥からレアアースを精製して、28年度以降の産業化へ向けた知見を蓄える。最終的には藤原氏の言うように、採算が合うかどうかが問題だ。

レアアースは、世界の生産量の7割を中国が占める。日本も24年時点で63%を中国から調達しており、南鳥島沖で採掘できれば、経済安全保障上の利点が大きい。ただ、産業化に向けた課題は多い。大きな課題の一つは、掘削と精製の技術の確立だ。掘削について、泥水の状態で海底から引き揚げるときには石油開発の分野の技術を応用する。

海底に置いた採鉱機を遠隔操作でパイプに接続するなど、深海底でのリモート操作が難しいとされる。資源エネルギー工学が専門の九州大学の山田泰広教授は、「深海底での重量物の複雑なオペレーションも技術的に難しい」と話す。泥からレアアースを精製する技術については、陸上の鉱石を精製する技術を応用できるとみている。レアアース泥は陸上の鉱石と異なり、放射性物質やヒ素などの有害物質をほとんど含まないため、産業廃棄物などの処理工程が少なくなる利点もあるとされている。ただ、海底の泥に含まれるレアアースを精製した例は、これまでほとんどない。

レアアース泥は、海底に堆積した魚の骨や歯を構成するリン酸カルシウムにレアアースが取り込まれた結果できたものだ。そのため、レアアース泥の精製にはまずカルシウムを取り除く必要があるとみている。最大の問題が採算性とされる。南鳥島は東京都心から約1950キロメートル、レアアース泥が眠る場所は水深約6000メートルで、掘削に必要な装置や船の運用に多額の費用がかかる。

SIPの石井正一プログラムディレクターは「水平移動(東京からの距離)と垂直移動(水深)に最もコストがかかる」と話す。九州大の山田教授は「今回のプロジェクトに期待しているが、採算が合わないと資源開発はできない」とみる。一方、採算性が低くても自国でレアアースを生産できる技術を持つこと自体に、経済安全保障上の意味があるとの見方もある。石井氏は「資源を把握し、採れる技術を確立する。緊急事態のための供給ルートを確保することが、経済安全保障で求められている」と強調する。

海洋鉱物資源の商業開発に関する国際ルールはまだない。開発を進めるには国際的な理解を得る必要もある。国連組織の国際海底機構(ISA)は、資源や生態系の保護を踏まえて海底の開発に関わる規則の策定を目指している。ISAのレティシア・レイス・デ・カルバリョ事務局長は25年11月に来日し、SIPや外務省などを公式訪問した。ISAは今回の調査について、探査船ちきゅうを「最高水準の装備だ。日本の基礎的な科学研究と技術は、南鳥島沖の試験を確実に進めるだろう」と評価している。

私も、日本国小笠原諸島・南鳥島(東京都小笠原村)沖の水深約6000㍍からのレアアース泥の事業化に、大きな関心を寄せている。


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| 社長日記 | 09:38 AM | comments (0) | trackback (0) |

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