開始時間がいつもの15時だとか、いやいや新年会があるから16時からだとか、参加者の意見が輻輳する中、「私が間違えました申し訳ありません。定時になりましたので開会します」と美馬幹晃四国研修センター所長の一声。私は別件の確認があり、午前中に電話を入れてスケジュールを15時に修正しました。しかし詫びながら毅然と役割を果たすセンター所長、久しぶりに、使命を帯びた人としての立ち居振る舞いを見た思いで、新年早々すがすがしいモノを感じました。
「木を植えながら人を育てる」組織だと、私はオイスカのことを端的に説明します。穀を得るは1年のケイ、木を植えるは10年のケイ、人を育てるは100年のケイとオイスカでは言いますが、今年も2月に新たな研修生を10名迎えます。昨年は5名で、四国支部から彼らの渡航費や生活費を賄うと聞いていて、正直大丈夫かいなと何度も確認します。
こと左様に、研修生を含めた年間計画が出来ております。概ね前年を踏襲する形になりますが、それでも毎年一つ二つ新しいモノを入れています。私もけしかけた一人ですが3月15日(日)に、第一回『かがわマラソン』が開催されます。もう既に選手登録が行われ、抽選に漏れたランナーがいるという噂も耳にします。まさにマラソンブーム、この部門が全国最下位の香川県もついに重い腰を上げて、公認競技として手を上げました。
高松港サンポート地区をスタートして、国道32号線を金刀比羅宮へ向かい走り、オイスカ四国研修センター近くで折り返し、またサンポート高松方面へ帰っていくコース。その折り返し付近で、ボランティア活動が出来ないモノかと当りを入れており、もう既に香川県のプランに組み込まれているようであります。初めての経験で、何も予想が出来ませんが、OISCAの存在を知らしめる良い機会だと考えています。私も給水所担当ぐらいなら、応援できそうです。
その他年間計画が、綿密に組み込まれています。喫緊では、3月19日(木)に坂出推進協議会が、高松カントリークラブで『オイスカチャリティゴルフコンペ』を予定しております。四国支部の貴重な資金源の一つであります。これを真似て高松推進協議会は11月に、秋のチャリティーゴルフコンペを企画しております。会員からの会費に加えて、こうしたイベントで資金を稼ぎます。
新年会は研修センター内で行われ、準備したオードブル以外に厨房からの料理も急遽提供されました。参加者が増えていて、美馬幹晃四国研修センター所長はここでも汗をかいています。その中で漏れ聞いた話ですが、民主党政権の2010年頃有名になった蓮舫議員に象徴される『仕分け』が行われ、高松冬のまつりもこれまで23年続いていましたが、この影響で高松市からの予算が大幅に縮小し、この後7年で30年間の歴史に幕を引いたのでした。
こんな『仕分け』がOISCAにもあり、政府組織の『ジャイカ』と民間組織の『オイスカ』の二つの組織で同じ事をするのは無駄だと、オイスカ予算はカットされたそうです。2010年と言えばいまから15年も前のことになりますが、オイスカは60年前の創業者の理念を曲げず、規模を縮小するも、研修生招致を続けています。人を育てるは100年のケイと、オイスカでは言い続けております。