11月初旬、山本文子さんから突然の電話を頂いた。「11月30日『仏生山交流センター』で講演するので、今日はその場所確認に来たの、仏生山町のことなら松野さんに断りしとかな」と、冗談とも聞きに来いよともとれる電話でした。来客を控えていたモノで、その時は「講演会行きます」で失礼した。本日は定刻少し前に、『仏生山交流センター=フラット仏生山』へ出かけました。何と満車で、近くの有料駐車場へ回れという。こんなこと初めてで、どこに置いたら良いのか分からない。
近くが市立みんなの病院だが、ここへも置けないと探していたところ、コトデン線路沿いに有料駐車場を発見。おまけに大型駐車場にもかかわらず、空が多い。原因は、コトデンの『イルカ(IruCa)』カードしか使えないという駐車場。私はイルカ(IruCa)カードをかざして入場。果たして料金は勝手に引かれていくらか分かりませんが、イルカ(IruCa)カードがないクルマが、引っ返していました。
講演は「『孤育て』が増えた今の時代だからこそ聞きたい命の大切さ」、なるほど『性(生)教育の達人』の山本文子さんの領域だ。主催する『ママとあかちゃんのための訪問看護』に携わる、『母子特化型訪問看護ステーション・ママスマイルたかまつ』が若いママを幼児付きで集めている。100人はいるだろう、会場内は赤ちゃんの泣き声があちらこちらで大合唱。
アンケートには、今回の講演を通し、母子特化型訪問看護ステーション・ママスマイルたかまつの活動を知ってほしいと書かれている。医療保険を使って助産師・看護師がご自宅を訪問しママの笑顔のお手伝いをします。なるほど若者世帯にジジババはいない、こういう時代には専門の第3者の手助けが必要だと訴えている。このような組織があることの周知、相談内容の周知などが今日の目的のようだ。男は私を含めて僅か、私の目的はまた別のところにあるのだが。
山本文子さんとの出会いは、私が仏生山小学校のPTA会長の時、何かしらの講演会で山本節の訴えを聞いた。山本さんは助産師だから、出産に際しての意見だが、本当はその前のセックスに意味があると言う。思春期の性に関して、正しい情報を子どもらにきちんと教える。決してタブー視してはならないと。山本さんも最先端理論をひっさげて日本全国を講演して回った際も、「過激な指導はやめてください」と異論が多かったようだ。
そんなことで意見に控える人ではない、父親の私が今でも印象に残っている山本さんの発言「男の子にも女の子の初潮のようなお祝いをしてあげなければいけない」。事前に「精液が出たら一万円あげる」と宣言して子どもが言ってくるのを待つ。言ってきたら一万円やる前に「今日からあなたは武器を持った。責任を持って行使するように」と伝える。父親のその一言で、その子の一生は決まる。
今、思い出しても明言だ。その後の役に立ったかは聞いていないが、長男も次男も一万円の効果は絶大だった。初めては女子にも男子にもあることで、共に人生の祝い事だ。親が一番の相談相手のはずだ。それに気づかされたのが、山本文子さんの講演だった。今日も健啖ぶりは健在だった。余りの大観衆に、顔せんべいをそっと渡して退散した。先生を必要としているヤンママは、まだまだ多い。