30日朝、午前8時25分ごろ、カムチャツカ半島でマグニチュード8.7を観測する地震がありました。この地震で、気象庁は太平洋沿岸に津波警報や注意報を発表し、結果広い範囲で津波を観測しています。岩手県の久慈港では午後1時52分に1m30cmの津波を観測していて、気象庁は高台などで避難を続けるよう呼びかけています。また、第1波が観測された以降に、各地でより高い津波が観測されています。今回の地震で1メートル以上の津波を観測したのは、久慈港が初めてです。
久慈港は午後1時3分に60cmの津波を観測していましたが、津波の高さが高くなっています。 また、北海道の根室花咲で午後2時57分に80cmの津波を観測。 根室花咲は午後1時44分に40cmの津波を観測していましたが、より高い津波が押し寄せています。 気象庁は、津波警報や注意報が出ている間は、避難し続けるように呼びかけています。テレビ番組も、全局この報道です。
日本全国(勿論海外でも被害多)で津波警報が発令され、交通機関にも広範囲な被害が出ています。そんな中、今日は昼過ぎから(株)イーグルハウス興業の創業40周年記念パーティーが、高松港からの日本丸船上で行われることになっています。中止も頭をよぎりましたが、とりあえず、高松港第二浮き桟橋へ急ぎます。JR高松駅周辺も、総文祭2025の影響か、人が多い気がします。
船はチャーター船で、お客様は250人超、水曜定休の不動産業界に合わせてあります。私は2階の椅子席に指定され、進行の3階デッキの様子は船内テレビで観ていましたが、無事予定時間の午後1時すぎ、船は浮き桟橋を離れました。やがて乾杯になり、ひとまず食事になりますが、船内の2階(われわれの横)に用意されたビュッフェスタイルの食事は、列に並んで順番に取り寄せます。
前後して松岡敬三社長から挨拶があり、イーグルハウス興業の今の会社方針が語られます。イーグルハウス興業は1984(昭和59)年7月31日に、父松岡敬文氏が穴吹工務店から独立して創業、今年40年を迎えた訳です。敬文社長は独立に際して、『談合不参加・手形なし』を方針の柱にしていると熱く語っていました。その頃の業界の常識を打ち破る、画期的なやり方だと関心をしながら私は聞いていました。社長交代は7年前で、氏はまだ61歳だったとか。
後継者の3男坊の敬三氏が社長になったのも驚きましたが、残りの二人に祖業の建築の設計担当と、経理担当を任せ、不動産業を学んだ敬三氏に社長に椅子を譲りました。それでいて3人が3本の矢のように、結束固く、業容を伸ばしています。建築・宿泊・相続コンサルの3本柱を打ち立て、少子化がますます進むこれからの祖業建築の強化のために、脇を固めています。
こんなに事業承継が上手く進んでいる中堅企業を見たことがありませんが、先細りの建築を、居宅建設から民泊用建物へ得意技を増やし、オペレーション(ネット予約・清掃リネン交換)まで自ら行い、求められたら買主へお譲りする。何と船が停船したのは高松市庵治沖の、新しく完成した民泊建物の目前。これを海から見学、ドローンも船体を捉えています。祝儀を固辞した訳が、分かりました。
またそのニーズを、これまで両親が培ってきた人脈の「実家をなんとかして」層へ拡大する展開。カムチャッカからの津波も寄せ付けない強運の敬三社長のよくよく考えた三方よし策、出来すぎですが、とりあえず創業50周年が楽しみです。