2025年6月24日から、iPhoneにマイナンバーカードの機能を搭載できるようになると聞きました。この新機能では、iPhoneの「Appleウォレット」アプリにマイナンバーカードの情報を追加でき、Face IDやTouch IDを使って本人確認が可能になります。つまり、物理カードを持ち歩かなくても、以下のようなことができるようになると言われております。
① マイナポータルへのログインや電子署名
② コンビニでの住民票や印鑑証明書の取得
③ 7月以降には、店舗や窓口での本人確認や年齢確認にも対応予定
④ e Taxによる税申告や各種オンライン行政手続きがスマホ単体で完結
登録には、マイナポータルアプリ、実物のマイナンバーカード、暗証番号(4桁)、署名用パスワード(英数字6〜16文字)が必要です。手続きは私もやってみましたが、今すぐにも簡単にできます。準備は今からしておいて、使うのは24日以降になるのでしょうね。こんな変更も、誰に教えて貰うでもなく、ユーチューブYouTubeチャンネルなどの書き込みです。それを見なければ、情報は届きません。
セキュリティ面でも、Appleウォレット内のセキュアエンクレーブで情報が管理され、クラウド(外部コンピュータ)には保存されません。万が一iPhoneを紛失しても、「探す」アプリやマイナンバー総合フリーダイヤルで一時停止が可能です。この機能、日本はアメリカ以外で初めての導入国です。ちょっと、誇らしいですね。
私がこの機能向上に関心を示すのは、年末までに政府から支給されると言われている2万円が、『マイナンバーカード』に紐付けられた私の口座に入金となると喧伝されているからです。政府が『マイナンバーカード』のウエイトを重くし、重大案件の実施には『マイナンバーカード』を利用するというかねてからの目論見が、実践される初めての機会になります。『マイナンバーカード』に紐付けた国民の指定口座に、どのくらいスムーズに入金なるか。
石破茂首相(自民党総裁)の狙いは、こんなところにもあるのではないでしょうか。あれほど頑なに支給はしないと明言しながら、まさに朝令暮改ですが、私はそれもありかなと思います。友党公明党がどうしてもと迫ったの?公明党は東京都知事選が、参議院選より気がかりなところ。宗教団体創価学会の許認可者は、東京都知事です。小池百合子東京都知事の施政方針に協力するのが、公明党であります。
石破茂首相(自民党総裁)の英雄の選択に迫ってみたら、国民一律とした方が入金に齟齬が少ないと予想される。所得格差をつけたら全国の市町村が短時間に対応が出来ず、公務員からも市民からもクレームが来る。これでミスが散見されたら、デジタル化の前に再度『マイナンバーカード』の再点検が必要だと騒がれる。大きな試金石だと私は考えます。
詳細は私も承知しておらず、今のところスマホはiPhoneだけのようです。そのiPhoneですが対応条件があり、iPhone 8 以降の機種でiOS 16.0 以降となっており、最新型機ではありませんが比較的新しい機種に限定され、手順としてはマイナポータルアプリのインストール、『マイナンバーカード』の原物とその「4桁の暗証番号」等が必要です。最近のこうした動きを見ていると、スマートフォン(スマホ)はiPhoneの一人勝ちですね。
間税の関係からアメリカ本土でiPhoneスマホが生産されるとなると、まだまだアメリカのITデジタルAI化が進み、1980年代のパーソナルコンピュータ誕生の沸き立つブームが今度は静かに、限りなく人間の肉体に近いところで起こり、スマートフォン(スマホ)というカメラ付き電話式パソコンが人の持ち物の中の第一位になるでしょう。突然の外出時に財布も鍵も持たず、スマートフォン(スマホ)だけを持ってという本当に、笑えない時代が来そうです。