■カレンダー■
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30      
<<前月 2025年06月 次月>>
■お問い合わせは■
松野不動産電話番号:087-888-0011
■過去ログ■
社長日記過去ログ
■メニュー■
松野不動産ホームページ
■管理者■
ADMIN ID:
ADMIN PW:
■新着記事■
■カテゴリー■
■月別アーカイブ■
■リンク■
■その他■
■来訪数■
合計: 3854438
今日: 1152
昨日: 2520

香川県内水道管老朽化率30.8%で全国ワースト2位
県内の水道管の30.8%が法定耐用年数の40年を超え、都道府県別の老朽化率(耐用年数を超えた割合)が全国ワースト2位となっていることが、日本水道協会の集計で分かった。大阪が1位で、全国で老朽化した水道管の破損事故が相次ぐ中、県内では全国を上回るペースで水道管の老化が進んでいる。勿論法定耐用年数が過ぎれば、直ちに破損するというモノではないのだが。

香川県は『県広域水道企業団』として、市町の水道事業を1本化している。これは慶事で、香川用水からの通水歴史が判断をリードしたのかもしれませんが、全国的に多く見られる「市町単位の水道行政」では、この先行き詰まることは自明。いち早く『渇水』の香川では、『県広域水道企業団』が今は管理団体だが、40年前頃の水道管敷設は、各市町村が携わっていた。その分、一律ではないという事情がある。

『県広域水道企業団』は現在、水道管の耐震化を進めており、耐震管への更新と同時に老朽管の交換も急いでいる。水道管の老朽化を巡っては、4月30日に京都市、5月10日には大阪市でそれぞれ老朽化が原因とみられる水道管の大規模な破損事故が発生して大きく報道されている。これに対して国は、水道事業者に対して、緊急輸送道路に埋設した鋳鉄製の水道管の緊急点検を通達している。

文句を言うなら国が、早急な点検方法を確立すべきだろう。今のITデジタルAI時代は、道路の上から地下に埋設している水道管の現状をモニターできるシステムが確立していると聞く。これらの利用が絶対必要だろう。その昔はベテランの水道マンが深夜に聴診器を耳に、道路を調査して歩いていたと聞くが、今はとても出来ない。ここは民間の開発した技術と人に頼り、対価を払えば良いのではないか。

水道管も、道路の管轄によって異なる。国道・県道・市道と規格によって強度が異なる。当然埋設する深さも変わるわけだが、使われる水道管の材質も改良が進んでいるようだ。古くから使われ、更新基準の50年の鋳鉄管は交換が進み、全体の1%程度が残るだけとなっている。香川県内の交通量や、これまでの水道行政は比較的能く出来ていることから、直ちに道路から水が噴き出すことはないと思うが、交換作業と機械による調査作業は続けるべきだ。

同時に利用者側で心配なのは、こうした出費に対してこれからの水道料金がどうなるか。日本水道協会の集計によると、標準的な利用量の家庭の水道料金(2024年4月1日現在)の全国平均は月額3368円。香川は3790円で、全国平均を上回る。また市町別の料金にはばらつきがあり、丸亀・宇多津・高松の3市町は2千円台の一方、綾川・三豊・琴平・小豆島の4市町は4千円超。土庄町は5千円を超える。一番安い丸亀市と宇多津町の2860円と、最も高い土庄町の5170円では、1.8倍の開きがある。

水道料金は水源の確保状況や施設の整備状況などで決まるが、水道は住民生活に欠かせないインフラだけに市町にとっては料金は出来るだけ抑えたいというのが本音だろう。しかし料金水準が低ければ、施設更新のための費用を確保出来なくなるというジレンマを抱える。加えて私の住む高松郊外は、ここ10年でやっと下水道が整備された。喜んでいたら、これまでの上水道支払代金が倍増した。

2ヶ月で100リットルの上水道を使ったら、100リットルの排水(下水道へ)をしているという理屈だ。ましてや水道料金請求は2ヶ月分合算で来る。多くなったと文句を言いたくなるが、更に腹立たしいのはかみさんが使う「花をきれいに咲かせましょう」と草花に散水をする。これは非常用の雨水を貯水しているので、こちらを使ってとお願いするのだが「水圧が弱い」と公営水道水を使いたがる。

私は家計のことをとやかく言うのではなく、節水のためと屁理屈を考えながら、本音はやはり無駄な水道水(お金)は使うまいと、何とせこい話しをしている。私の回りでは『備蓄米』に象徴される米騒動はないので、水道代という次に生活に直結する問題で頭を悩ませています。


| http://nobuchin.0011.co.jp/index.php?e=6734 |
| 社長日記 | 09:20 AM | comments (0) | trackback (0) |

PAGE TOP ↑