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香川県公立高等学校同窓会協議会2025年通常総会
2025年の通常総会は、会場を三本松高校に移し、三高が取り組むユニークな「三高みんなの食堂」の生徒発表から始まりました。学食ですが、生徒が考案したメニューを地元のNPO(三高OB)が学食や弁当にし、毎日1メニューで500円販売という面白い取り組を、2020年から新校長就任と共にスタートして、今日まで継続していて13:20~昼食でわれわれにもご馳走して下しました。

この時間は生徒の食堂利用が終わった時間で、今日に限っては2回転になります。米は地元農家から仕入れ、野菜も集荷できない端材を使い、コロッケも地元漁師の出荷後の魚のすり身を使うなど、工夫に富んだメニーで、当日の10時までに食券を現金販売し、限定製造でこちらもSDGsです。継続と収益のため、周辺の団体・企業にも販売しているようです。

三高は普通科ですから、弁当作りに生徒は関与しません。販売も致しません。計画・企画と、野菜づくりの一部を担当しているだけです。それでも彼女らには、『弁当提供の正当性』の主張があります。食堂で、パワーポイント解説を受けました。それを校内に限定せず、地域にまで拡大しているのに産業性を見いだしています。香川県教育委員会も校長の要望に、「Yes」を出しています。これは良い発想を頂きました。

続いて三高自慢の、『百周年記念館(図書館)』の見学です。私の三高一番は、旧日本海軍人樋端久利雄氏が天皇陛下から頂戴した短剣があるというのを聞いていて、それが見たいと願っていました。樋端久利雄(といばな くりお)は、香川県大川郡白鳥町(現在の東かがわ市)出身の旧日本海軍軍人です。彼は海軍兵学校第51期を首席で卒業し、海軍大学校でも首席を獲得するなど、非常に優秀な軍人でした。

彼は航空戦術の発展に貢献し、ゼロ型戦闘機が米国グラマン機と戦う「樋端ターン」と呼ばれる攻撃法を考案しました。これが数では劣勢だった対米軍空中戦で、日本軍の延命に寄与しました。また、太平洋戦争中には連合艦隊航空甲参謀として活躍し、1943年4月18日、山本五十六司令長官の前線視察に随行中、ソロモン諸島ブーゲンビル島上空で米軍機の攻撃を受け戦死しました。離陸したのはパプアニューギニア(PNG)のラバウルでした。

樋端久利雄氏に関する書籍は、『ソロモンに散った聯合艦隊参謀』(高嶋博視著)や『ブーゲンビリアの花: 山本五十六長官と運命をともにした連合艦隊航空参謀 樋端久利雄の生涯』(衣川宏著)があります。私の知らない本がまだあるかもしれません。恐らく縁戚になると思うのですが、高松栗林公園前の樋端康民(樋端病院医院長)先生が、高松栗林ライオンズクラブ入会の私のスポンサーで、仲人もお願いしました。そんなご縁であります。三高は、戦後初の東京大学総長『南原繁』を輩出しています。一般的には、南原繁が高評価です。

総会は議案通り承認され、事業に関する説明『共同システム構築についてのプレゼンテーション』と『香川の未来の教育についての提言案について』(会長・天雲俊夫)が行われ、今日の参加校のどこも運営費が枯渇している状態で、ここに水をやらないと組織が存続していけないという意見が多く寄せられました。生徒が減少する中で、同窓会組織も頑張らないと先の「三高みんなの食堂」などの将来性ある考えも現実化しないのであります。

昨年の総会で一旦保留のなった『ふるさと納税』ですが、今年の総会資料に記載がありました。香川県のふるさと納税システムの下に公立高校の引出をつけてくれたら、卒業生で遠くから母校を見守っている先輩から納税=会費が得られて、運営に一段と弾みが付きます。それが出来るのが、この組織で、香川県が扉を開けば市町も賛同して展開が広がるように思います。三高さん気づきをありがとう御座いました。きっと今日が、記念日になることでしょう。










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| 社長日記 | 10:33 AM | comments (0) | trackback (0) |

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