5月23日(金)18時からサンメッセ香川中会議室で、限定100名参加費1,000円、主催は鈴木宗男先生を応援する会。私の印象では、町川順子(香川未来政策研究会)さんが中心となって、応援隊を集めたように見える。政治の世界は、私には良く分からない。だが機会ある毎に、分かりたいといろいろな人の呼びかけに呼応している。人の話は聞いてみないと分からないモノだ。
L町川順子は、高松栗林ライオンズクラブのメンバーで、今日の応援隊にもクラブメンバーが数人いる。1,000円の参加費という考え方は、定着し始めたが、選挙の世界では新しいやり方の方だ。選挙集会はお願いして、送迎付で人を動員するというのが、これまでの庶民の常識だった。議員を育てるというやり方は、最近の発想だと思います。しかし必要なモノであれば、今も昔も人はお金を払います。
高知のよさこい踊りなど、参加するだけで3万円、衣裳なども3万円と結構なお金を取る踊り子連が当たり前。これとて過去は、タダだったと思う。金を払って選挙集会に参加するというのは、成熟した民主主義国家に日本もステージを上げようとしているように思います。偶然の一致と言うべきか、今日は香川へ鈴木宗男参議院議員が、昨日は鈴木宗男応援団長を自認している歌手の松山千春さんが高知でコンサートをしていました。松山千春さんも、狂信的鈴木ファンです。
高松の『松本光春商店』のオーナーも、熱心な支援者の一人だと聞いています。鈴木宗男氏は、2002年に発覚した一連の汚職事件「鈴木宗男事件」に関与したとして逮捕・起訴されました。この事件では、斡旋収賄罪や受託収賄罪、政治資金規正法違反などの容疑がかけられました。彼は北海道開発庁長官として、特定業者への便宜を図るよう働きかけたとされ、2004年に東京地裁で懲役2年の実刑判決を受けました。
その後、最高裁まで争いましたが、2010年に上告が棄却され、刑が確定しました。収監前の人間ドックで食道がんが発覚し、手術を受けた後に収監されたという経緯もあります。この時は支援者が雲散霧消したそうですが、松本氏はこの時も支援したそうです。入院中の松本氏を、今日鈴木宗男参議院議員が見舞い、街頭演説後にここで講演しているというスケジュール。鈴木宗男参議院議員も改選組だそうで、全国区比例代表です。自民党から出馬もあり得ると、L町川順子は読んでいます。
肝心のロシア・ウクライナ問題ですが、鈴木宗男氏は1945年の日本を例にとり、6ヶ月早くポツダム宣言を受諾していれば、東京空襲で10万人が、沖縄で20万人が犠牲になることもなかった。広島・長崎の被爆も勿論なかった。政治家は国民の命と財産を守るのが仕事だと言います。ゼレンスキー大統領は、領土を失うことになったとしても、ロシアと停戦交渉を早くするべきだと主張します。
北方領土問題も、安倍晋三元首相が元気で任期を全うしていたら、今頃は解決していただろうと言いきる。一理ある話しだが、弱い者(国)は強い者(国)の奴隷になったらこの先も生きて行けるという説には、個人感情としては賛成しかねるが、政治家として国民の生命財産を守る立場であれば、トランプ大統領が言うように『交渉カード』を持たない者は、黙って引き下がれとなるのだろう。
いずれにしても鈴木宗男参議院議員は77才、これまで35歳からの40余年の経験をもう一度参議院で、好きにやらせるのも面白いのではないかと思いました。一人一人と握手をしていましたが、田中角栄元首相は「握手した人の数だけ票になる」と言っていましたが、実に丁寧な握手でした。得意な才を持つ希有な人物だという印象を、改めて持ちました。