最近のスケジュールは天気予報次第、比較的早く催行の決定通知が、SNSに入ってきます。7時からの予定は、前日中止が決まり、その日のうちに連絡がありました。8時からの神社清掃は、中止だと思いながら一応神社まで行きました。清掃作業が始まっています。驚きながら、慌てて参加します。石畳みの落葉は、がんじきで集めることが出来ますが、砂利の境内の清掃は無理だろうと高をくくっていたら、何とここにも手をつけて水を含んで重くなった荷車をかたづけて終わります。
9時集合は、コトデン仏生山駅。『テクテクふれあいウオークin仏生山』隊が、滝宮駅までコトデン琴平線で移動します。町並みテクテク歩きは、傘をさして小雨決行。滝宮天満宮は、菅原道真公が讃岐の国司として四年間住まわれた場所です。道真公が地方で唯一政権をとったところで、その経験を生かして京都へ帰り、大変な出世をされた。その由縁でこの地は立身出世の登竜門と言われています。滝宮天満宮→京都→太宰府の順で参拝すると良いとされています。
讃岐は一年を通じて雨が少なく、その為『ため池』が多く、雨乞いの奉納踊りが有名ですが、ここにも国連教育科学文化機構(ユネスコ)登録風流踊りがあるほどです。また『念仏踊』も、国指定重要無形民俗文化財に指定されています。とは言いながら平日は、『道の駅「滝宮」JA香川讃さん広場』や綾川町うどん会館に人が集まっています。雨もここは関係ありません。老若男女が大勢集まっています。時間は11時です。ウオーク隊はここで解散、早い人は電車で一目散。われわれはうどん会館で、昼食を頂きます。
ここまで歩くと、今日のノルマは完成です。先の同窓会で十六人を眺めていても、体を動かしている同級生はやはり元気です。極みツケは、2時間泳いで有酸素運動、その後プール内を歩いて無酸素運動をしているというオタク。彼は二十歳の頃も理論家でした。同窓会に参加できる奴は、『勝ち組』だと思います。まずは体力、次に気力、そして金力も必要です。
一つ心残りがありました。東京六大学野球の春季戦が始まっています。高松商から慶応へ進学した渡辺和大投手、彼の登板試合を神宮球場で生で見たかったが、既報の通り高松へその日のうちにUターン。彼は3年生、またの機会があるでしょう。このように私は高校と大学時代の7年間、密度の濃い時間を過ごしました。
「松野は大学へ来なかった」と言われましたが、教職課程を履修して卒業するには政経学部だけで、教職課程は得られない。また1~2年の教養課程では、栗川史雄君らと法学部の他学部聴講へ行った。『行政法』という法律はないのですが、面白かったですね。私の理屈ぽいのは、このあたりからか、否生まれながらか、いずれにしても初めての東京、人生を決める入口であったのはまちがいない。