5日10時から淀屋圭三郎教育委員長、松原哲也香川県議会議長ら来賓をお迎えし、令和6年度の卒業式が挙行されました。昨日に続き北体育館は、大勢が入ったにもかかわらず寒々としている。卒業生289名とご家族が着席しています。商業科223名(総代・髙木茉美さん)、情報数理科31名(総代・廣瀬拓哉さん)、英語実務科32名(総代・村川実結さん)、定時制課程商業科3名(総代商業科兼)の卒業です。今年の289名を加えて、卒業生総数は37,451名になりました。
商業科では、商業に関する基礎的な知識・技術の習得を図り、次代のビジネス界に求められる人材育成に努めています。情報数理科は、今年でまだ15年目ですが、情報に関する基礎・基本の学習とともに、将来のより高度な学習の基礎となる学力を育成します。英語実務科は55年目ですが、英語コミュニケーション能力や問題解決能力の育成とともに、国際社会に貢献できる人材を育てます。さらに学校全体の情報化を図り、ICTに強い学校づくりを進めています。高商は創立125年で、このように進化を遂げてきています。
何だか素晴らしく端的にまとめられていますが、ICTとはなんぞや。ICTとは『Information and Communication Technology』の略で、日本語では「情報通信技術」と呼ばれます。これは、コンピューターやインターネット、スマートデバイスなどの技術を活用して、情報の収集、処理、伝達を行うことを指します。
高商では、ICTを利用して教育の質を向上させるために様々な取り組みが行われています。
例えば、電子黒板やタブレット端末を使用した授業、オンライン教材の活用、プログラミング教育などが挙げられます。ICTを効果的に活用することで、教師と生徒のコミュニケーションがスムーズになり、学びの環境がより充実したものになるでしょう。ICTを強化することで、未来に向けての教育の質を高め、幅広いスキルを持った人材を育成することが期待されています。素晴らしい取り組みですね!とAI(コーパイロット)にも誉められています。
私は罰当たり者で、自分の卒業式に出ておりません。欠席しても卒業証書は貰えると、生意気に大学受験のために川崎市内の江口英之邸に投宿させて貰っていました。そして入学後も、叔母夫妻には大変お世話になりました。そんなこともあってか、その後聞く孫世代の答辞には涙を隠せません。大西結都さんは、全国優勝をするような強豪ハンドボール部のキャプテンを経験し、そこでの悲喜こもごもを思い出し、涙ながらに感謝していました。
今日の卒業生は昨日先に、高商同窓会紫雲会に入会されています。新メンバーを迎えてオールドは、彼らにエネルギーをもらいながら老体にむち打ちながら、今一歩、校歌に唱われた「希望(のぞみ)の高嶺(たかね)」を目指します。