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ひな人形で賑わう東かがわ市瀬戸芸夏会期の土日祝日に小豆島間の臨時航路を
この時期、東かがわ市の引田あたりでは、街あげてのひな人形展で賑わう。私の近所に住まいする松田展和氏も、地元贔屓が激しい人で、実家に帰りまつりを盛り上げている。私も引田の『かめびし醤油』さんに行った折、ここの荘厳と表現したら正確に伝わるか、江戸時代から残るひな人形とそれを大切にする町民の心意気を感じたものだ。個々には「面倒だから」と出し渋る家も増えているが、ここは街をあげて喜んで取り組んでいるように見える。

そんな東かがわ市だが、引田エリアが新しい会場の一つとなる現代アートの祭典『瀬戸内国際芸術祭2025夏会期』に、多くの見学客に来てもらうために、小豆島の坂手港から対岸の引田港までの臨時航路を設けると発表した。会期中の土日祝日(計11日間)の夕、坂手港から引田港を貸切船1便でつなぐ。12人乗りの海上タクシーで、専門業者に委託する。『たこたこタクシー』だろう、この時期は引っ張りだこ(かけ言葉)だ。

坂手港を夕方に出発して、1時間程度で引田港に到着するが、逆便は設けない。あくまでも来てもらうための足だ。予算の都合上、特に需要が見込まれる土日祝日の1日1便とし、予約制で有料運航となる。ある程度はどこかが買取にしないと、配船は続かないだろう。私がこのニュースに飛びついたのは、昔からこの間は、船を介した人や物資の交流が盛んだったと聞いたことがあったからだ。

江戸時代には北前船が北海道から出て、下関を経由して浪速(大阪)の港まで船の行き来が盛んだったと物の本に書かれているが、引田港はその際の『潮待ち港』だったと聞く。小豆島の坂手港も潮待ち港だったかどうかは浅学の私には分からないが、恐らく何らかの地の利があったように思う。また引田来訪者に市内を巡ってもらおうと、JR引田駅などを中心にシェアサイクルを整備。

東讃のさぬき市と連携して土日祝日のみ引田-津田間で1日6便、臨時の無料シャトルバスを業者に委託することも検討している。さぬき市も東かがわ市も、今回の『瀬戸内国際芸術祭』に初参加している。これまでの『瀬戸内国際芸術祭』は、高松から西の香川県が会場だったが、今回の成功から文字通り、香川岡山の12の島と二つの港を舞台にした現代アートの祭典『瀬戸内国際芸術祭2022』から、また拡大飛躍した祭典になりそうだ。

大勢が訪れる小豆島から、ダイレクトに送客する東かがわ市の発想と実践、私も注目してみています。東讃は産業経済も西讃に比べて低調に見えますが、ひな人形より会期が長い『瀬戸内国際芸術祭』。さらなる起爆剤に、昔ながらの海の交通路を使うアイディア、上手く機能したら良いですね。


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| 社長日記 | 10:01 AM | comments (0) | trackback (0) |

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