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新生児出生72万人過去最少9年連続減少子化が進む
昨年2024年に生まれた子どもの数(外国人含む)は、72万988人だったと発表されている。統計を取り始めた、1899(明治32・126年前銀座に『御木本真珠店』開店・『清国義和団事件』)年以降で最少。終戦前の最少出生数を含めても、これより少ないという。前年の23年より3万7,643人(5%)減り、9年連続で最少を更新した。全都道府県で減少していて、まさに日本全体の危機だと思います。

死亡数が出生数を上回る自然減は89万余で、こちらも過去最大。少子化は政府想定より15年速いペースで進んでおり、歯止めがかからない状況にある。先の72万人は外国人を含めた数で、日本人だけだと70万人の大台を割り込む可能性が高そうだ。未婚や晩婚傾向が進んだと言われているが、若者の間に「子育て大変、将来に夢が持てない」という『空気』が最大の壁だと思います。

新型コロナウィルスの流行に伴い、婚姻数が大幅に減ったことも悪影響したように思います。世の中が騒がしくて、ITデジタルAI化がドンドン進みこの先の生活すらもどうなるか分からないという、ある種の厭世観みたいなモノも覆い被さってきていると私は感じています。幼少期・青年期・壮年期・高齢期のそれぞれに、入学や卒業・就職・結婚・出産・介護という人生サイクルが描きづらい。そんな価値観が、若者の中に広がる。

人口減で働き手が少なくなれば、企業や自治体は生産・サービスを維持することが出来なくなり、医療や年金などの社会保障制度にも支障をきたす。政府は30年までを『少子化反転のラストチャンス』とし、児童手当の拡充など次元の異なる少子化対策を打ち出してはいるが、『空気』を変えられるまでのパワーがあるかどうか。

日本人の出生数は第2次ベビーブームのピークだった1973(昭和48・209万人)年以降は減少傾向に入っているが、この年第一次石油ショックでトイレットペーパーが店頭から消えたと大騒ぎし、新築住宅着工戸数が185万戸にまで膨れあがっている。やはり子どもの数と景気は、相関関係にある。このあと2016年に100万人を割り込み、19年に90万人、22年に80万人にまで落ち込んでいる。

私も朝トレの間に、小学生の登校風景をそれとなくみています。確かに子どもの数は減っています。登下校時の子どもの声が、「じぃじぃ頑張れ」と私には聞こえるのです。


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| 社長日記 | 10:31 AM | comments (0) | trackback (0) |

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