『喜びも悲しみも幾年月』(よろこびもかなしみもいくとしつき)は、1957年に公開された日本映画で、木下惠介監督による作品です。この映画は、灯台守として働く夫婦の人生を通じて、日本の昭和時代の移り変わりや人々の生活を描いた名作として知られています。思わずこのタイトルが出るような、今日一日でした。私も封切りを観たわけではありませんが、何年か先で観て今でも鮮明に覚えています。高松男木島の灯台も、舞台の一つでした。
午後4時、甲子園出場決定をうけてグランドで山本主税校長が、野球部選手とマネージャー、保護者やわれわれ関係者に決定報告をしました。今日は、SNSで中継される画面で決定を知らされます。前回までは、その時間になると大会本部から校長宛に電話が架かって、出場決定を告げられていました。私はこれでスタート地点に立ったわけで、これから役どころの『募金』と『紫雲会年会費』徴収窓口として矢面に立つことになります。
今年の募金は、これまでの名簿業社の倒産というアクシデントを乗り越えて、英知を結集して取り組んでいます。本日の決定をうけて、直ちに卒業生2万人に募金依頼の郵送物が発送されました。今回からは振込用紙も各自のお名前を印字し、コンビニ(郵便局OK)からでも支払いが出来るように仕掛けを構築しました。私が理解出来るのはここまでですが、PayPay(ペイペイ)も利用できます。ここまで来ると、私も「そうなんだ」と感心する世界であります。
同時に同じサイズ、色違いで『紫雲会年会費』B緑色の振込用紙も同封させて頂きました。こちらもA(甲子園用青色)と同様に、氏名も印刷済みであります。年会費一口2,000円ですが、プレミア会員はいくらでも振り込みできるように工夫がされています。紫雲会会長としては、甲子園募金も年会費も欲しいのが正直なところであります。勿論反対意見に「邪魔するな迷惑だ」というご意見も多くありましたが、この機会を利用して「年会費制度」が始まっていることの周知もしたい。
年会費制度は、元真鍋健彦会長や前岡義博会長が始めて下さったシステムで、定着までにはまだまだ時間がかかりますが、年間目標1,000万円を目指しています。吉と出るか凶と出るか、賽は投げられたのであります。同級生の大北敏博(元巨人軍)にも電話でお願いしました。一人でも多くに声がけして助けてもらいたいのが正直なところです。
また悲しいことですが、香川銀行本田典孝元頭取が73歳で死去されて、昨日通夜式、本日葬儀告別式が執り行われました。会館は高松市内一の規模といわれているベルモニー会館勅使で、予想通り大勢の参列客でごった返していました。通夜式でもまた本日の告別式でも、最後のお別れとしてお棺に近づき頭垂れる人が多くいました。山田径男頭取の弔辞の通り、大勢のお客様に愛された銀行マンであった証明です。ご冥福を祈念しております。