高松信用金庫(大橋和夫理事長)の会員制経営者組織『たかしんリーダーズクラブ』は17日、高松市内のザ・チェルシーで、川之江信用金庫(愛媛県四国中央市)の同種組織との新春合同交流会を開催したようです。前日に高松信用金庫の大橋和夫理事長が、「高商ガールズの書道パフォーマンスを紙の本場の川之江信用金庫ビジネス会員さんらに紹介したい」と熱く抱負を語っていた。
『高商ガールズの書道パフォーマンス』は昨年の9月、明治大学全国交流会香川大会でも好評を博し、壁面に張り出されたその前での記念撮影が長く続いていました。彼女らはこうした機会に、各種団体から引っ張りだこになっています。5m角の大用紙に、女子が袴姿で大小の筆をとり、まるで踊るように字を書きます。女子の躍動感あふれる筆遣いに、ジジババも酔いしれます。
井関女子監督も校長の許可は勿論取りますが、至って豪放磊落、声がかかり生徒が場数を踏むことに好感を持っています。このあたりの教育環境は、確かに大きく変わりました。「学内のクラブ活動ですから」と言うような、せこいことは言いません。勿論ただでは紙代等もかかりますから、『見える化の時代は堂々と』費用分の代金はきっちり精算しています。
とは言うモノの、やはり高校生の教育活動の一環ですから全くの部外者からの依頼では動かない?そうです大橋和夫理事長は、高松商のOB(昭和52年卒)であります。過去には高松信金始まって以来のプロパーとして、これまでは日本銀行から理事長が来ていた慣行を破った高信マンだとして、高松商で記念講演も企画されたほどです。新型コロナウィルス感染拡大で中止になりましたが、創立120年史で観音寺信用金庫の須田雅夫理事長(昭和48年卒)と記念座談会に収まっています。
一方川之江信用金庫は、四国中央市(旧伊予三島市)に本店を構える唯一の信用金庫。製紙業が中心産業である四国中央市の、地域経済を支える重要な役割を果たしています。地元企業への融資や、個人の生活向上のための金融商品提供を通じて、地域社会に密接に関わっています。高速道川之江インターを降りると、『川之江信用金庫』の筆書体の看板が目白押し。非常に印象深い書体で、県外の者でも印象に残るモノです。
言わずと知れた紙の街、大王製紙(「エリエール」ブランドで知られる家庭用紙製品(ティッシュペーパー、トイレットペーパーなど)をはじめ、産業用紙も手掛けています。)のお膝元。紙と共に発展した町です。『書道甲子園』を主催するほどです。書道甲子園の大きな特徴として、屋外で行われる「パフォーマンス書道」があります。チームごとに音楽やダンスに合わせながら、大型の紙に書を描き上げるダイナミックなパフォーマンス。その技術と表現力、団結力が評価され、観客にも大きな感動を与えます。
話しは戻りますが、たかしんリーダーズクラブは2023年に発足し、267事業所の経営者らが会員登録しています。交流を深め、ビジネスチャンスを期待しています。弊社は声がかからず安心していますが、大橋和夫理事長の高松信用金庫と川之江信用金庫と高商ガールズ、身近に感じる組織であります。