雨が予想されて悩ましいところですが、令和6年のハイキングが16日(土)、さぬき市のみろく公園大テントで行われました。ここだと、雨プロにも対応が出来ます。各支部とも弁当や飲み物の手配を、協会では『いも煮』の段取りを前日からしています。とても中止に出来る状態ではありません。従って、雨でも決行できる会場が選ばれています。
ハイキングは会員親睦を目的として、もう20回は開催されています。私が担当副会長時代にはすでに盛況で、長く続くレクレーション行事です。その他にボウリングやゴルフがありますが、従業者・家族を巻き込んで参加者が一番多い行事となっています。しかし今年は、例年に比べて参加者が支部でも、全体を見渡しても少し少ないようです。わが高南支部でも、久保喜治さんがこれなくなったりしています。各支部とも、そうした物故会員がいることでしょう。
様変わりは参加人数もさることながら、『のんべー』が少なくなりました。各所から七輪の煙が出ていましたが、現場で酒の肴の干物を焼く支部もなくなりました。最近の傾向ですが、アルコール類の消費が圧倒的に少なくなりました。昼間から飲める開放感がハイキングの一つの魅力でしたが、本来のハイキングに魅力が移っています。今年のバスは12支部の中で、2台でしたか。
その代わり景品の当たりが善くなり、わが家にはメロンが来ました。二人で仲良く頂くことにします。弁当も美味しく、また今年は隣接するさぬき市歴史民俗資料館で特別に『瀬戸内海国立公園の父・小西和(かなう)』展が行われ、地元大川支部・大森育代(大森不動産代表)氏が閉展を掛け合い、1週間延長させて散会後の見学会が盛り上がりました。
小西和(かなう)は、1934(昭和9)年3月16日日本初の『瀬戸内海国立公園』が『雲仙国立公園』『霧島国立公園』と同時に誕生した、その立役者の一人だそうです。最近この手の脚光が、これまで全くの無名だった偉人に向けられています。過日高松城跡に完成した『中野武営』の銅像も、香川県の誕生に尽力した偉人としての扱いです。この瀬戸内海国立公園の父・小西和(かなう)も、そのうち県民の寄付で銅像が建立されるかも知れません。
いずれにしてもこのような偉人の存在は誰かが言い出し、賛同する人の輪を広げるべきです。知らない事には協力のしようもありません。今日の大森さんの狙いは、ナイスでした。土曜日にもかかわらず、職員さんも丁寧に解説くださいました。職員さんも心なしか、嬉しそうでした。休日出勤をどう口説いたのか、また大森さんは今日の『いも煮』の仕切りもしていました。
ここからはプチ自慢ですが、大森育代(大森不動産代表)氏は弊社『不動産実務研修ゼミ生』の一人です。平成11年11月開講した第3回の受講生の一人で、3泊4日のスケジュールで宿泊の手配がなく定価13万円のところ10万円の大金を頂戴した記録が残ってあります。大森育代さんは、今から25年前ですが、記憶にも鮮明に残る人でした。今日の活躍ぶりも、「さもありなん」。また今日も駄文が、長くなって申し訳ありません。