この時期(長月14日)に、35度以上の猛暑日が続くという気象現象はどう見ても異常だが、言うて行くところがない。夏の疲れが蓄積しているところに、夜の気温も下がらない。14日の香川県内は、熱中症の疑いで5人が搬送されたという。冷房がこれほどまで必要な9月も、私は初めてかと思います。一方専門医は、体を冷やしすぎないでと警鐘をならす。
その為には、冷たい飲み物などを取り過ぎないように、ぬるめのお湯(風呂)で体を温めることも推奨している。若者はシャワーだけという人も多いが、風呂は私も良いと思います。40度ぐらいのお湯に、15分位浸かると睡眠も改善する。睡眠はヤクルト1000の『睡眠の質向上』ではないが、健康維持に最重要課題だ。古希を迎えると仕事もなくなり、ストレスは解消されるが、われわれ世代はやることがなくてついつい『テレビっ子』になってしまう。
昼間にテレビを見ながら、ついつい白河夜船。こうなると夜の睡眠の質向上もなく、眠れない時間が続く。大酒を飲んで寝ても、案外速く目覚めてしまう。要するに良質な睡眠を求めるなら、これまで書いていることの逆をすれば良い。朝からはNHKの『みんなの体操』、6時25分から始まりわずか10分だがよく出来た構成だ。これをきっかけにして、私の一日は動き出す。
次は散歩も良いだろう。一日1万歩も歩くという井坂司さんは、高松へUターンしてきて、退職していながらリモートでなにやら稼いでいる。嫁も高松出身で、いまだに剣道をやっていると言う。聞くのでなったと後悔したが、7段、女性の8段はいないそうです。新居の片隅には、野菜のプランターがあり、この水やりも夫婦の日課のようです。クルマは夫のガソリン車と妻のEV車さくらの2台、来客用の駐車場も用意されています。
ただ彼は、昼食を抜くようだ。体型的には理想にあると思うのだが、朝晩1時間歩くなら1日3食が良いのではないだろうか。専門医も、『1日3食のバランスの良い食事』を推奨しているが、実は私も疑問を持っている。私は3食頂いているが、2食で良いのかと思い始めている。というのは、高齢者の『BMI(Body Mass Index(ボディマス指数)』も健康管理では重要指数とされている。
BMI=体重(Kg)/[身長(m)×身長(m)]で簡単に求められます。
例えば身長が160㎝で体重が53㎏の方のBMIを計算すると、53/1.6×1.6で20.7となります。小数点第2位で四捨五入して求めるようです。わが家の体組計では、計算値が即座に出ています。これを毎日書き留めています。私の場合は、26.0~26.6で推移しています。
BMIの値によって肥満度を判定。成人の場合、WHOの定義ではBMIが25.0以上で過体重、30.0以上で肥満とされています。ただし、日本人の平均的なBMIは欧米人よりも低いため、日本肥満学会は25.0以上を肥満としています。具体的な肥満度の分類は以下の通りです:
• 18.5未満:低体重
• 18.5以上25.0未満:普通体重
• 25.0以上30.0未満:肥満(1度)
• 30.0以上35.0未満:肥満(2度)
• 35.0以上40.0未満:高度肥満(3度)
• 40.0以上:高度肥満(4度)
ただし、BMIは身長と体重から計算された値であるため、必ずしも体脂肪の蓄積度合いを正確に表すものではありません。同じBMIでも筋肉量が多い人と脂肪組織が多い人が同じ値になることもあるので、注意が必要です。
私も若い頃は健康など考えたことが少なかったのですが、72歳まで生きて来てまずまず健康な方であれば、これからが人生の真価だと考えるようになっています。稲盛和夫塾長が91歳でしたから、92歳まで生きると考えるとこの先20年をどう生きるか。『物心両面の幸せ』を追い求めてまだ道半ば、心を高め経営を伸ばす、こう考えたら第2創業となりました。大いに笑われていますが。