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高松栗林LC例会は意義ある講師例会
第1485回例会は、『ペットボトルキャップのゆくえ』と題した講演会でした。環境教育インストラクター・松崎久美子さんを、徳島県からお招きしての講演でした。松崎さんはまた有限会社ハイプラの代表取締役でもあり、なるほど話しが生きています。経営者感覚の一番の利点は、時間感覚だと私は思います。アップテンポだし、無駄と重複がなく自慢が少ないので聞く者を真剣にさせます。

高松栗林LCも海ゴミ回収をやったり、ペットボトルキャップの回収をしたりしていますが、その先がどうなっているか全く知りませんでした。なんとなく「ワクチンに変わる」とかの結果だけが喧伝され、プロセスはあなた任せのところがありました。要するに有限会社ハイプラが全国からのペットボトルキャップを回収して、丁寧に洗浄し色事に選別し、溶かして再利用し、新しい容器等に成形してそれを販売します。100円ショップにあるような商品です。

有限会社ハイプラはペットボトルキャップを原料として買い取り、その代金をユニセフに支払い、ユニセフが発展途上のアジア諸国7国だったかへワクチンを送り、そこでその国の医療関係者がワクチン投与にむかいます。認定NPO法人世界の子どもにワクチンを日本委員会はじめ、徳島県、四国経済産業局、環境省、内閣府などが関与しています。

現物を送らないと、現金は無くなる国々です。ミヤンマーはここでも内紛のため、子どもたちは不利益を被っています。今、ミャンマーへは送られていません。この際の保管温度が8度程度の低温で、低温保管等の工夫も要るそうです。こうして風が吹けば桶屋が儲かる式に、ペットボトルキャップを集めれば、ワクチンが供給されるのです。

一方のペットボトル本体の方は、これも洗浄し何度も再利用(平行リサイクルと言うそうだが)されます。日本のペットボトルは無色透明で、これが再生に大いに貢献しているようです。外国ではペットボトル自体に着色がされており、これが再生の邪魔をしているようです。そもそも再生PET(ポリエチレンテレフタレート)樹脂はプラスチックとは違うようですが、この先は分かりません。

要するにペットボトルキャップを集めれば、その量はしれたモノですが、10㎏でワクチン一杯が確実に先進途上国の子どもたちに渡ります。「混ぜればゴミ、分ければ資源」という標語通り、役に立つアクティビティであります。私も一時回収を止めていましたが、今日の講義を聴いて俄然やる気が出てきました。高南支部の皆さん、またお願いします。

こうしてよくよく見渡すと、徳島県はゴミとかそのリサイクルとか、水質汚染でも意識が高い県です。上勝町のゴミ分別からはじまり、今日のこの話まで、環境問題先端県です。




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| 社長日記 | 11:04 AM | comments (0) | trackback (0) |

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