かみさんが、通信雑誌『ハルメク』を定期購読しています。女性向け月刊雑誌だが、最近はテレビコマーシャルも入れ始めた。かみさんはそれを見て、雑誌に掲載されている服などを購入している。同じ品は手に入るが、モデルが違うと思うのだが、そんなことを言ってしまえばおしまい。古希の心得は、動きが遅くなった分言うこともその場では言わない。ワンテンポ置いたら、ばからしくなってもう言わない。わが家は平和だ。
かみさんが読んでいた8月号(7月10日発行)を、借りて読んで見た。標題にあるように、『スマホの簡単操作決定版』と特集が組まれている。スマートフォン(スマホ)は、言うまでもなく私も重宝している。「財布を忘れてもスマホを忘れるな」と、自ら気を付けている。車載用に設定しているクルマでは、「スマホを忘れています」とクルマが注意喚起するほどだ。確かに現代人は、スマートフォン(スマホ)がなくてはやっていけないほどになっている。
携帯電話とメールが出来るなら『老人用』でも良かった時代から、今では買い換える高齢者までいる。損得勘定の得意な女性陣が多く読む『ハルメク』、そこにはどんな記事があるのかワクワクしながらパンドラの箱を開けた。最初のページには、「スマホの操作方法はハルメク365の動画でもご紹介しています」と紙とデジタルの融合を切り分けている。
確かにユーチューブなどに紹介されている動画は、生活のための百科事典。しかしそれはまたの機会にして、ハルメクは無料アプリの『Googleレンズ』から取り上げている。脳に良いスマホの使い方として言われている、①会話②有酸素運動③趣味・知的好奇心の内、散歩していて路傍の花を見かけたら、スマホのグーグルレンズで撮影して検索すると、名前等は瞬時に分かる。好奇心も満たされる。
これはもう1年ほど前になるのですが、『屋島組』に初参加したとき、女性陣が花や樹にスマホをかざしていて、私はビックリしました。これがここで紹介している『Googleレンズ』でした。女性は『無料』が大好きで、『有料』はよほどのことです。だからその情報も、貴重ですが。先の②有酸素運動の散歩や里山登山は、スマホ内の歩数計機能で『歩数でポイント』がたまるというおまけ付きもあります。
もう一つだけ紹介します。歩きを意識した『Googleマップ』が次に紹介されています。地図アプリですが、地図だけでなく、目的地までの交通手段も調べられるアプリで、到着時間から逆算して、家を出る時間も教えてくれます。駅から目的地までの歩行ルートも地図に出てきます。タダこれには注意が必要です。どちらへ進んでいるか確認しないと、あっち向いてホイとなりかねません。やはり『習うより慣れろ』ですかね秘訣は。