先週が雨で屋島組の登山は中止となり、今日は久しぶりの山歩きです。屋島登山(292m)も馬鹿に出来ず、スタートからの登りは結構勾配があります。それでも山風を楽しみながら歩く山道は、アスファルト・コンクリート道と違い、実に心地良い。午前中から30度となっている高松市内にあっても、ここは別天地です。今日の仲間は私を含めて7名。リーダ不在が続いていますが、まもなく復帰出来るようです。
山頂からは、瀬戸内海の多島美が一望でき、視線を移せばサンポート周辺地区から、紫雲山を越えて南へと続く町並みが見渡せます。しかしこんな至福の時間を十分堪能出来る余裕は、今の私にはまだありません。独立開業から1週間、苦しい毎日が続いています。週末の上京もあり、新しい拠点のハード面の整備も、なかんづくソフト面での整理が自分の中で考える以上に進みません。
焦りにも似た葛藤の中で、心と体と現実のバランスに一喜一憂しています。よせば良いのに退職からおとなしく『隠居』するところを、一兵卒に戻り不動産媒介(仲介)業をしようとしている自分。40年前に比べると、『ITデジタル化』が極端に違います。場所が変わり、コンピューターやFAX・電話などのOA機器が変わり、第一助けてくれる従業員がいません。すべて自分一人でやっています。
いつもと違い今日は、途中で3本もの電話がありました。山から降りたらオイスカの仕事で、四国電力本社へ立ち寄ることになりました。いとまをして帰社すると、当初予定の来客が続き、1日が終わりました。予定では旧盛和塾から続いている『機関誌マラソンコンパ』の予定が入っているのですが、場所がどこだか分からない。中止かと諦めてかみさんと夕食をしようとしていたその時、奈良塾生から入電。場所が判明し、急ぎます。
何度もメール連絡が入っていたようですが、こちらもパソコンの変更等で内容の確認が出来ていません。週一のレポートだけは、金曜日あたりに提出できていますが、周りが見えていません。遅刻しましたが、どうにかドタキャンは避けられました。この第12グループは、藤本博之リーダーを中心に総勢8名で、全152号の内の47号付近を走っています。
周回遅れはまだ発生していないとのことで、喜ばしいことです。切磋琢磨という言葉も死語になりつつありますが、それでも私はこの仲間と最後まで完走します。何度読んでもそのたびに、違うところにマーカーがされています。
今日は藤本博之リーダーから、ここのところ(40~47号)の機関誌の『運命と因果応報の法則』、『宗教』について稲盛和夫塾長が塾長講話でもう20年前に語った内容に関しての私の意見を求められましたが、このあたりを過去に2度ほど読んでいて、今の『再出発』を決意したと思います。