高松国際ホテルにおいて、標題の総会でした。その前には、退職自衛官再就職業務説明会が同所で行われました。もう30年前の話になりますが、県中小企業家同友会の共同求人委員長時代に、自衛官の再就職を斡旋している元自衛官と話しをする機会があり、「自衛官は52歳ぐらいで退職する」と聞いてまずビックリし、次の職場がどうしてもいるなと思ったモノでした。その頃はまだ60歳定年時代でしたが、それでも長年の知識経験を生かせる場は、どうしてもいるなと思ったモノでした。
総会には来賓として、玉木雄一郎衆議院議員(国民)や小川淳也衆議院議員(立民)さんが臨席でありました。防衛関係に、与党も野党もありません。懇親会には、平井卓也衆議院議員(元のIT・科学技術大臣)が出席でした。その他国会議員は、秘書があまねく出席していました。目を引くのは長身の高木秘書で、彼は衆議院議員瀬戸隆一氏の秘書ですが、海上自衛官卒です。
来賓挨拶で玉木雄一郎氏は、自衛隊の活躍を高く評価し、退役自衛官を秘書として採用したい、その人が企業で活躍できるような橋渡しがしたいと括っていました。小川淳也さんは、自衛官と納入業社の癒着が発覚した件にまず触れ、同時に「議員のていたらくを恥じる」と盛んに喧伝していました。私には組織の長と、副長の差と写りました。人生は主義主張も大切ですが、それがどうなったかという結果次第でしょう。良い理想は、良い結果を上げなくてはバランスが悪いとなります。
平井卓也さんは流石元大臣、サイバーセキュリティの重要性と自衛隊が果たす役やりについて話されていました。戦いは大砲から戦闘機へ、そして現在はサイバー空間が戦いの場、つまり戦場ですが、こうなると戦場が宇宙となり限りなく果てしなく広がります。しかし考え方が偏った指導者も現に統治し、地上でも局地戦がおこり現に毎日のように犠牲者が出ています。平和のための自衛隊です。
自衛隊の役割は、『油断なき備え』です。国民の生命財産を守り、領土を守るのが使命ですが、その為には『油断なき備え』が肝要。来賓の第14旅団司令(地元善通寺)は、考えを同じくする国と共同で訓練を重ねていると昨今の自衛隊を紹介していました。こうなると、英語やその他外国語の学習も必要になります。いざというとき、コミュニケーションが出来ないのは支障をきたします。
多方面に自衛隊の力は発揮され、それが国民の安寧につながっています。いとこも自衛官です、これも私の密かな誇りであります。11月の海上自衛隊横須賀基地見学は、オイスカ高松推進協議会のイベントが重なり行けそうもないのですが、そうそう香川県防衛協会会長佐伯勇人(四国電力会長)氏もオイスカの新入会です。近く会員バッチの伝達に参ります。コンパニオンの新しい組織も、稼働し始めたようです。二つが切磋琢磨しながら、楽しみです。