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CASEとはCASAとは明らかに違う
CASA(賃貸借契約の連帯保証人サービス)は、弊社でも聞き慣れた固有名詞であります。昔と違って今は、「アパート・マンション」いわゆる賃貸物件契約で個人の連帯保証人をつけることがほとんどなくなりました。機関保証の一つとして、『CASE』が早くから存在し、業界の草分け的存在であります。イタリア語の『カーサ・ヴィアンカ』白い家からの引用かと拝察します。

今日(27日)の日経新聞に、これとよく似た『CASE』の記事が掲載されていました。つながるクルマ(Connected)、自動運転(Autonomous)、共有&サービス(Shared&Service)、電動化(Electric)の頭文字をとった造語だそうです。2016年に独ダイムラー(現メルセデス・ベンツグループ)が打ち出し、業界に広がった概念のようです。

重要な点は、4つの技術が相互に連動し巨大市場を生み出す可能性があること。ネットに常時つながる自動運転の電気自動車(EV)を多くの利用者でシェアする事業が実現すると、生活が大きく変わる。実現のカギを握るのがソフトウェアで、米調査会社ラックスリサーチによると、車一台のコストのうちソフト(センサーなど関連システム含む)の割合は30年に50%程度に高まると言う。

米アルファベットや米テスラなど、ソフトに強い異業種や新興企業が『CASE』をリードする。日米欧の自動車大手も、『SDV(ソフト主導車両)と呼ばれる開発思想を取り入れている。日本のホンダは、ソニーグループと提携し、SDVに基づくEVの販売を計画している。EV車になることをきっかけとして、クルマは化け物化しているとしか私には見えない。

目標時点をEVのシステムに入力すると、手放しで運んでくれる。車内では、酒盛りの続きも出来るかもしれない。快適な音楽、沈むようなソファーに身を任せご機嫌さんの帰宅となる。しかしわが家に到着したところで、現実の世界へ舞い戻る。運転することがないので、飲酒運転もなければ、衝突事故もない。ソファーは、ウエナブル端末機能を持ち、その日一日の健康管理データが『かかりつけ医』へ自動的に届く。その中のデータには、排泄物分析も含まれるようになるかも。

そんなEVが、もう数年かからず誕生するようだ。ソフトは人が作る。この部分で、人の役割が増えるのは嬉しい。自動化が進めば、人が減る。自動化の部分は半導体に委ねて、明日は半導体について所見を紹介します。


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| 社長日記 | 08:49 AM | comments (0) | trackback (0) |

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