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ユニ総合計画のグリーンレポート155号・2023年1月号
1級建築士不動産コンサルタントの秋山英樹氏から、届く毎月のレポートがとても楽しみです。今月も盛り沢山ですが、その中から氏の許しを得て、レポートを一部引用し太陽光発電について私見を述べたいと考えています。

東京都では2025年から条例で、住宅の屋根に太陽光パネルの設置を義務化。基本的には大手ハウスメーカーに対してのみ義務化ですが、供給戸数の半数が大手ハウスメーカーでほとんどが20㎡以上ですから、建てられる住宅の半数の屋根には太陽光パネルが乗ることになります。私が懸念することは、新築時には足場もありパネルを施工することは容易ですが、物が当たって1枚でも交換などの修理が必要になった場合、1枚を交換するには足場を必要とするだけに交換は容易ではありません。

また、注意しなければいけないのが、全部の太陽光パネルに太陽が当たるかどうかです。例えば10枚あるパネルの2枚が半分の時間しか太陽光が当たらないとすれば、一日の発電量は1割減と考えそうですが、そうではありません。太陽光が当たらなくとも間接光で発電しますが、発電量は低減します。10枚のうち1枚でも発電量が低減すると、全体の電流がそれに引っ張られ全体の発電量が低減してしまうのです。

例えばパネルの一枚が影により発電量が2割だとすれば、全体が2割程度の発電になってしまいます。懐中電灯でも、新旧の電池を入れると古い電池の量に引っ張られるため両方とも新しい電池にしないと明るくならないのと同じです。そのため、大きな太陽光発電所では回路を分けてリスク分散しているのです。多額な補助金を出して太陽光パネルを設置しても東京都で予定している電力量確保は難しいのではと思います。

まだまだ続くのですが、パネル一枚の損傷に対して被る被害のありようが、専門家としての意見で「そうか」と合点します。私はここまでの知見は持ち合わせていませんでしたが、都がマイホームに太陽光パネル設置を義務付けることには違和感がありました。私も太陽光パネルを設置したことがありますが、追加工事費も高額です。都からの補助金もあるのかもしれませんが、秋山氏が指摘するように修理・交換がバカになりません。

高所作業車が使えれば、比較的修理は簡単かも知れませんが、そんな現場ばかりではありません。むしろ『足場仮設』が、必要と考えたほうが良いでしょう。都は自分たちで使う電気は、自分たちで自給自足と考えているのかもしれませんが、外灯や交通信号機はどうするのですか。むろん出来る限り自分たちで賄うと言う意志表示を求めているのかもしれませんが、効率的とは思えません。

私は地方自治体や電力会社に対して、動かせる原発は稼働に向けて鋭意努力すること。新設の発電所は小型化し、需要地の近くに建設し、送配電ロスを軽減する。その中では、化石燃料発電は避けて、『原子力』も排除しないと考えています。放射能で死ぬか、電力不足で死なないまでも、高コストの生活費で苦しむのか。

極論に至っていますが、決して原子力発電でなければダメだとは考えていません。創意工夫を凝らして、原子力発電も排除しないと考えています。なおこれらの考えは私の私見であって、秋山氏とは関係ありません。






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| 社長日記 | 10:11 AM | comments (0) | trackback (0) |

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