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北陸から東北地方に大雨特別警報発令
2022(令和4)年の梅雨が、例年になく早く終わって中四国では水不足が心配されていました。ここ数年『異常気象』が言い続けられ、今年はその中でも『過去初』が、日本各地で続出しています。ここ数日心病むのは、北陸から東北地方へかけての『線状降水帯』が相次いで発生し、各地に大雨をもたらし、過去に経験したことのない大雨が大河の決壊などにつながっています。

今回のこのエリアへの大雨は、朝鮮半島西に上陸した台風6号から変わった『熱帯低気圧』を起源とする水蒸気が、太平洋高気圧の縁を回り込んだ暖かい空気と合わさり、前線に流れ込んだのが要因の一つと言われています。想定を上回る猛烈な雨に、専門家は「複合的な要因が重なった」と予想の難しさを指摘しているのだが。

先の台風だが、これまでの多くの台風は日本大陸近くへ来て、普通では東へおれ日本列島に沿って北上するのだが、真っ直ぐ北上し中国大陸へ上陸した。韓国や北朝鮮、中国東北地方への被害はどの程度だったか心配する。台風は、この段階で『熱帯低気圧』になって風害は治まる。しかし治まらないのが、暖かく湿った空気がもたらす雨だ。この雲が風に乗って、次々と日本列島の東へ北陸・東北地方と東へ移動した。

数年に一度程度しか発生しないような、短時間の大雨をレーダーで解析する『記録的短時間大雨情報』が発表された。3日(水)正午ごろから4日早朝までに新潟県で16回、山形県で6回出された。線状降水帯の発生を知らせる『顕著な大雨情報』も3日から4日にかけて、青森・秋田・山形・新潟・福井の各県に相次いで発表されている。

前触れが長くなったが、私は今回の北陸・東北地方大雨災害で、これだけ広範囲に及び、なおかつ初めての経験にもかかわらず、死傷者が少なくて済んだという奇跡に注目している。自然災害には勝てないというある意味諦めか、達観すると言うか、『災害時には逃げろ』という原理原則が徹底されはじめた端緒と言えると思います。それに比べてひどい自宅災害、農作物や事業所の水害など物的被害は、手が付けられないほど哀れな惨状です。

しかし生きていたら、高齢の独居老人が「私はどうしたら良いの」と嘆いていたが、何とかなります。災害からわが身を守る方法は、災害に向き合うことではなく、垂直避難もありでとにかく逃げることです。また出来れば、隣近所に一声かけられたら後の後悔も少なくなるのでしょうね。地域周辺コミュニケーション、大切だと思います。


| http://nobuchin.0011.co.jp/index.php?e=5698 |
| 社長日記 | 08:51 AM | comments (0) | trackback (0) |

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