ライオンズクラブのこよみは、7月に始まって翌6月まで、発祥国アメリカの会計年度に合わせてあります。従って2021年~2022年度の締め括りが、この時期になります。本日は、4R4Zに所属する6クラブ合同の例会でした。ライオンズクラブ界も、献血など一部を除いてほとんどが延期か中止を余儀なくされていて、このように華々しい集まりは本当に3年ぶりでしょうか。
ライオンズクラブ界も、京セラのアメーバ経営のように細かく組織化されていて、最小単位は各クラブですが、その上にZ(ゾーン)やR(リジョン)があり、国際協会では336-A地区が四国全部と決めています。336-B地区は岡山・鳥取両県、C地区は広島県単独でD地区は山口・島根と複雑に分割されています。各クラブ誕生の歴史と、深く関係しています。
さてその4Zですが、高松玉藻・高松栗林・高松屋島・高松紫雲と高松空港・高松北ライオンズクラブの6クラブが所属しています。先の4クラブが老舗、2クラブが新生。今年は高松北LCが担当で、丸山勉史ゾーンチェアパーソンが長です。よって高松北LCが会場設営から余興の考案実施まで担当しています。余興は昔懐かし『ジェスチャー』。高松栗林ライオンズクラブが、優勝しました。
この会合は、1969(昭和44)年に佐藤誠高松キャビネットの代に、当時の宮武義玄ゾーンチェアパーソンから始まり、過去にはゾーン家族会と称して四国電力体育館等で開催されていました。2009年5月19日から、このようにホテルで開催されるように変わりました。その当事者が、当時のZC奥山功(2008-2009高松栗林ライオンズクラブ所属)だったと思います。
途中新型コロナウィルスの感染拡大に伴い、2020年と2021年が中止で、今年3年ぶりで復活した次第であります。6クラブ全員登録ですから163名、前回開催は243名と80名3割減となっています。ご多分に漏れず、ライオンズクラブ界でも会員減少が進んでいます。この1年間でL横井潔をはじめ3名のメンバーが物故されています。冒頭に黙祷を捧げてご冥福をお祈りしました。
各クラブ全員登録ですからマックスパワー、その中でも高松市紫雲LCが43名登録で、実際の参加も多かった。古参のL南條久輝は、会長日記の熱心な読者の一人であります。ありがとうございます。『野武士集団』は今日も元気でした。それに負けじと老体にむち打つのは、高松栗林ライオンズクラブの39名。真逆は最古参の高松玉藻LCは、4名登録。伝統の灯を消さじと、頑張っています。高松栗林ライオンズクラブの親クラブであり、子クラブは5クラブあったと思います。
新たに入会予定の熊野康裕氏もオブザーバー参加されていました。次期4R4Zゾーンチェアパーソンは、このクラブからL鏡原勲男が選出されています。ライオンズクラブはコロナ禍で、いい年した大人が大声で歌い、『ライオンズの誓い』を大声で斉唱していると揶揄されていますが、その歌の一節に「若いみどりを生命(いのち)の限り 胸に燃やしてその火を消すな」というフレーズがあります。その通りを、親は範を垂れてくれています。