今年初めて開催の、高松栗林ライオンズクラブ『街角にピアノ』アクティビティーの表彰式が、丸亀町商店街『四電仕事プラザ』前で開催されました。四電プラザが日曜日休みなので、その前を使わせてもらい賑わいの創造をしています。11時の準備から通行客も何が行われるのか、興味津々、振り返りながら通り過ぎていきます。子ども連れが多かった。
今月9・10の土日両日、事前エントリーした老若男女が、思い思いの時間に演奏し、街角に潤いをばらまいてくれました。この丸亀町商店街は、国の商店街再開発計画の模範街として手を挙げて、その甲斐もあって再開発が進み、多くの商店街で『シャッター通り』が出来ている中、孤軍奮闘、比較的再開発がうまく機能している商店街だと思います。
商店街はどこでも『最寄り店』が中心となって構成されています。『さかな屋・八百屋・肉屋・布団屋・床屋』など、生活に密着した業種業態が、その主人公となっていました。その歴史は古く戦前から、丸亀町商店街も三越高松店へ通じる商店街に、多くの商店が軒を連ねていました。それが昭和40年代、大型店が地方へ進出し、生鮮3品を扱う小型商店が壊滅しました。
高松の商店街が現在健在なのは、小型商店は撤退したのですが、その後に『ZARA』『ルイビトン』『GAP』など私には縁のないブランド店が出店し、先の撤退店の穴を埋めています。加えてその1階は先のブランド店が入り、上階は分譲マンションとなり、採算をバランスしています。そのような商店街の一角で、『街角にピアノ』アクティビティー(奉仕活動)をやったのです。
話を戻しますが、表彰式には対象者の多くが参加してくれて、当初1位2位3位表彰を想定していたのですが、演奏の録画を見たメンバーの意見で、幼稚園以下→キッズライオン賞、小学生→ジュニアライオンズ賞、中学生→リトルライオンズ賞、高校生~20歳→ユースライオンズ賞、20歳以上40歳→ヤングライオンズ賞、40歳以上→キングライオンズ賞が授与されました。
その後代表者による模範演技が披露され、一気に寒くなった高松の商店街に、温かい雰囲気を漂わせてくれていました。表彰式に参加してくれた受賞者にアンケートを求めたのですが、「よかった楽しかった」の意見が多く、携わったメンバーは小人数打上会で『全てが氷解した』と吠えていました。ライオンズクラブは何かを貰ったとき、うれしさ表現で『ウォー』と叫びます。まさにライオンです。
まん延防止等重点措置が発令中に計画したアクティビティーで、時間的余裕や、予算的措置の薄い中、発起人のL尾崎康宏、担当を仰せつかったL山本純『青少年・市民奉仕・国際協調・YCE委員会』委員長をはじめ、総勢28名のメンバーが2日間延べ50名超のメンバーの参加を得て、大成功に終わったアクティビティーでした。11月には海ゴミ清掃を計画しています。