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細る『いのちの電話』コロナ禍で相談員の不足が深刻報道
孤独や絶望を抱えた人々の支えとなってきた『いのちの電話』システムが、揺らいでいる。相談員の高齢化や新型コロナウィルスの感染拡大で、深夜の相談を中止したり、電話回線を減らしたりする運営団体が相次ぎ、自殺者の増加に対応し切れていない。「救える命があったのではないか」。悲痛な訴えに寄り添ってきたスタッフは、深いため息をついた。

過去には『交通戦争』と言われ、交通事故死亡者数が年間1万数千人と言われたモータリゼーションの頃、自殺者は既に年間3万人いた。交通事故死亡者数は、国策の効果で減少し、今ではピーク時の約半分、6千人程度まで減少した。一方自殺者は、いまも変わらず3万人から減らない。交通事故死亡は、交通事故に起因していて、問題解決策も比較的絞り込める。

これに対して自殺者は、理由の多様化が進んでいる。「コロナで会社が倒産してしまった」「もう頼れる人がいない」。8月中旬、大阪市内のビルの一室にある『関西いのちの電話』事務局には、相談の電話がひっきりなしに寄せられていた。相談員が受話器を置くと、1分もしないうちに次の呼び出し音が室内に響いた。

過去の小欄でも書いたのですが、私の知人がこの相談員をしていて、『大変だ』と話してくれた。運営に少しでも役立てばと言うので、『古紙』の回収に協力をしている。高齢化とコロナ禍で、相談員が不足していて、夜間の相談を休止する団体も散見される。運営は慈善民間団体が担っており、もう少し政府の援助があっても良いのではないかと思う。

私らの世代以上は、「自殺など心の弱い一部のモノに限定される」と言いがちだが、人は私を含めて弱い者だ。私は若死にした父親の命までもらって、その分も生きるのが親孝行だと勝手に考えています。どんなに苦しくても、生き延びるのが私の使命。そう思うことでありがたい、前向きに生きて行けています。しかしそうでない人も多い、が彼ら彼女らもいのちの電話などが切っ掛けで、また次のステージで生きられる。

厚生労働省と警察庁によると、自殺者の約半分は精神疾患などの『健康問題』が動機とされる。フィンランドでは自殺者が急増した1980(昭和55)年以降、国主導で対策を強化。学校で精神疾患を学ぶなど啓発活動が進められ、遺族支援を担う民間団体も育った。自殺者はピーク時の90年から、半減したという。

「日本でも、精神疾患が自殺につながる可能性があるという認識を深める必要がある。2022年度から高校で、精神疾患について学ぶことになっており、対応や予防の理解を高める機会なってほしい」と専門家は話す。性同一性障害やLGBT(LGBTとは、レズビアン(Lesbian)、ゲイ(Gay)、両性愛(Bisexual)、トランスジェンダー(Transgender)の各単語の頭文字を組み合わせた表現である。)
など、私の常識の範疇では判断しかねる現象も出てきている。しかし私は否定などしない。多様化はあって良いと思う。

また若者向けの道徳・倫理・歴史教育も、長期展望では必要だと思うのです。おっさんに今さら倫理と言われると私も辟易するのですが、若者に、『人として正しいこと』つまり正直であり嘘を言わない、悪いことはしない、人には優しく自分には厳しく、一生懸命働くなどを教えるべきだと思う。教えて身につかないのは良いとしても、教えないと全くゼロだから、前進はない。私も戦前の『教育勅語』にも、一面評価する内容があると考えています。

『いのちの尊厳』、特に戦争経験者は等しくそう叫ぶ。今後戦争体験は出来ないとしても、そこから学ぶことは出来ると思う。先人の教えを学び、生まれて来たときよりは、少しは役立つ人間になって、そして役に立って死にたい。生意気言うようですが、人間の本質だと思います。


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| 社長日記 | 07:42 AM | comments (0) | trackback (0) |

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