月一の幹事会も、6月は新型コロナウィルスの感染拡大に伴い中止となり、久しぶりの7日、太田コミュニティセンターで開催されました。10月17日に予定されていた『サンポート高松オイスカイベント』が中止になり、右習いするように各種イベントも中止が続きます。究極の現実は、研修生が来日出来ていないことです。
そればかりか研修修了生でさえ、帰国がままなりません。フィジィーからのメデは、ずっと足止めが続いていて直近の帰国予定は9月3日のフライトとなっています。オイスカは本部を日本に置き、現在36の国と地域に組織を持つ国際NGOです。その分、世界中に広がる新型コロナウィルス禍で、翼をもがれたカラス状態になっています。
本日の議題の目玉は、『オイスカ海外災害支援募金・ミャンマー支援・緊急募金協力のおねがい』です。ミャンマー(旧ビルマ)には、オイスカの研修センターが二つあるそうで、古い方は25年の歴史があり、すっかり馴染んでいると言うことでした。私などの世代は、竹山道雄(東大教授)が唯一執筆した児童向けの作品。第二次世界大戦でのビルマを舞台とし、日本兵をモデルとしている『ビルマの竪琴』を思い出すのです。市川崑の監督によって、1956年と1985年に2回映画化されました。
2021年2月1日、ミャンマーにおいて国家非常事態宣言が発令され、その後もミャンマー国内の状況は先行きが見通せず、多くの国民が困難な状況に置かれています。オイスカは、しばらく現地スタッフの安全確保を最優先とした限定的な取り組みを続けてきましたが、『われわれオイスカとして出来ることは何か』、日本人スタッフと現地スタッフとで検討を重ね、これまでミャンマーの農村地域で25年にわたり活動してきた経験を生かし、今後の農村地域の人々の生活の再建を目指した支援に向けて準備を始めることになり、緊急募金の受付を開始しましたと募金趣意書に書かれています。
目的は、新型コロナウィルス並びに国内の騒乱により影響を受けたミャンマーの住民や、地域の復興支援であります。具体的には、住民の生活を支える活動と教育・地域を支える活動に活用するとし、募金目標額は500万円(1口1,000円~)、9月30日(木)まで受付としています。日本のオイスカ本部から、現地の研修センターへダイレクトに募金が渡ります。政府軍にわたることは、決してありません。
<オンラインカード決済>
https://www.oisca.org/support/total.html
『ミャンマー募金』と明記して下さい
<郵便振替>
00170-8-386605
オイスカ海外災害支援募金
<銀行振込>
三菱UFJ銀行 永福町支店 普通1163833 公益財団法人オイスカ
■税控除について
オイスカは、公益法人の認定を受けており、活動に対する寄付金は税控除の対象になります。詳しくはオンラインカード決済のURLから控除案内をご覧下さい。
私もさっそく、郵便振替を利用して、些少の募金をしてみました。慌て者の私は、『00170』のところを『0170』と間違って打鍵し、ATMに叱られました。正しく入力すると受け付けられ、通帳に『オイスカ海外災害基金』と打刻されています。