光文社新書の帯には、水素分子(水素水・水素ガス)医学は、人類を救うか?と書かれています。40億年前、生命は水素の時代に生まれた。地球の原始生命は無酸素状態で、真っ黒な深海底で誕生したという。一体どのようにして、外界からエネルギーを得ていたのでしょうか。実は、そこでは水素が主役だったと考えられているのです。この水素の時代の記憶は、子孫であるわれわれの体内に残されているに違いありません。
以前買った『アクアクローバーSiC-220』に異常が出て、元盛和塾生『㈱日協堂医療器』の喜井博恵さんに連絡を入れました。結果的にはわれわれの手入れが悪く、異常が出たモノであったのですが、これを機会に『水素分子』について少し調べてみました。本来なら買い求める前にチェックするべきところ、私は品物より「誰が奨めているか」を判断材料の一丁目一番地にしています。
というのもこのアクアクローバーの前に、水素分子の中の『水素ガス』をお風呂に入れる装置も、これは不動産業からみで、愛知県の未来住研の速水英雄氏から買い求めて、使っています。昨年12月に風呂場のリフォームをしたのですが、改修のポイントの一つがその『ゴム管』をうまくバス内に通すことでした。その商品は『KT ION』Plus Zeroという、水素泡をバスタブでガバガバさせるモノです。本体は電気が通っているので、バス内には置けないと断られて、ゴム製の管だけを通すことになりました。
これらのお陰で、毎日健康に暮らしています。コロナワクチンも夫婦して、高齢者枠で2回の接種も終えました。残念なことに水素分子の医療効果はほとんど知られておらず、医学の専門家の間でさえ水素分子の医療効果に、懐疑的な人も少なくないようです。『見えない』のも、普及が拡大しない要因の一つかもしれません。『見える化』を先の速水英雄氏に言うと、測定機器があるから「買いますか」と言われた。勿論、買うまでのことはない。信じるのみです。
地道な研究の成果が、水素水の誇大宣伝と混同されて正しく評価されないのは誠に残念なことです。新しい医療の開拓に真剣に取り組んでいる研究者たちは、水素水ブームに便乗して『水モノ商売』をしている人たちとまったく別なので、混同してはいけません。ハッキリと区別しなくてはならないのです。
この本ではこのような立場から、水素分子の生理作用と医療応用の可能性について、現在までに調べられた結果をできるだけ客観的に紹介しますと、書かれています。勿論、先の商品の取扱説明書ではありません。私が別の観点から調べたところで、買い求めた本であります。正直なところ専門書に近いモノで、よく分からないところが多いのですが、水素分子はなんとなく信じて活用しても良いのではないかという結論です。
『水素分子がもたらす医療効果』の一例は、糖尿病の改善やら、酸化ストレスの抑制、動脈硬化抑制、神経変性疾患抑制等書かれています。水素水は飲むだけ、水素ガスは風呂に溶け込んだお湯に浸かるだけ。どちらも効くと信じていれば、具合が良いように思います。壊れてみて、分かる効能かもしれません。