東京ドームで行われたセ・パ交流戦、日本ハム-巨人は前日に続き日本ハムがチーム一団となって戦い、4-2と僅差をものにして巨人戦に2勝1敗と勝ち越した。昨日の戸郷も、6回までは日本ハムを完全に押さえ込んでいたが、代打高浜選手に満塁ホームランを打たれ、結果6-4で巨人から勝利し、土曜日の段階で1勝1敗、全体9位でイマイチ調子の上がらなかった日本ハムも、日曜日の勝利で調子づくかもしれない。
一方の巨人は、主軸坂本選手の怪我(手の指骨折)の影響等で、私から見れば片肺飛行が続きながら、どうにか12チーム中4位の成績にとどまっている。今日は1カ月ぶりに復帰した菅野智之投手が先発したが、勝ち投手にはなれなかったが、2失点でゲームを作った。復帰戦というモノは初回や序盤の3回までが試練と言われるが、日本ハムが1回2回に各1点をもぎ取った展開。
巨人は菅野智之投手でも勝てなかったのだが、これで菅野智之投手は2勝3敗と黒星先行になった。まだまだ残り試合は多く、序盤戦は何と言ってもセリーグは阪神の快進撃が続いている。セリーグ1位の阪神に対して、2位の巨人は3.5ゲーム差を付けられている。阪神がこのまま逃げ切るという時期ではないが、王者巨人のイメージは感じられない。
初物に弱いと言われていた巨人だが、日本ハムの先発は昨年ドラフト1位の伊藤大海投手(苫小牧駒澤大卒・23)。この試合、巨人のエース菅野智之投手と対決し、7回1失点、被安打2奪三振7と菅野智之投手を凌ぐ投球だった。これでプロ9試合で3勝目、シーズン10勝は勝ちそうだ。それにしても日本ハムの栗山英樹監督(60)は、面白い人だ。何かやってくれる人。
大リーグで、大谷翔平選手も頑張っている。26歳という若さで渡米できたのも、栗山監督の英断もあったと聞いている。解説者からコーチ職を経験せず監督に就任し、不思議な力をチームに与えている。札幌ドームも移転するように聞いています。昔と違い、北と南の僻地の野球チームは高校野球でも強い。私は、素人監督と揶揄される栗山英樹監督を注視している。
ところで昨日と今日の日本ハム-巨人戦は、NHKの中継放送だった。土曜日の解説者は和田一浩氏、プロ野球解説者。96年ドラフト4位で西武ライオンズに入団。05年には打率.322で首位打者を獲得。07年にFA宣言し、翌年中日ドラゴンズへ移籍。15年には、史上最年長で2000本安打を達成し、同年引退。現在は、野球解説者を中心に活躍している。彼は外野手だが、元々捕手をやっていた経験を持つ。やはり捕手は緻密だ。
この解説がなかなか面白かった。私は野球の素人で、草野球程度の経験しか無いのですが、素人だけに『理屈』が好きです。同時に『因果応報の法則』が、仕事人生の成功哲学とも考えています。善きことを考え、善きことをすれば、必ず結果が良くなり、この力は『運命』より強いパワーを持っている。私流野球セオリは『理屈と練習』で、名選手が誕生するのです。
本日6日の解説も、元巨人・大リーガーの上原浩治投手と藤川球児投手の二人。この予想と解説も、面白かった。このように解説者が面白いと、単に勝った負けた以上の興味が沸いてくる。最近プロ野球を見る機会がほとんどなかった私ですが、昨日今日は、良い試合を聞かせてもらいました。