2021,05,19, Wednesday
すでに小欄に書きましたが、新型コロナウィルス禍で外出することが少なくなり、Eメールやユーチューブ配信の案内が増えています。その一つに、公益財団法人オイスカ本部と、フィリピン・ネグロス島の渡辺重美・バゴ研修センター所長らのやり取りをビデオ会議システム「Zoom」でやった記録(4月4日)として、その内容がユーチューブ配信されています。
公益財団法人オイスカは、今年誕生から60周年を迎えています。そしてこのバゴ研修センターは、40周年で、渡辺重美・バゴ研修センター所長が最初フィリピン入りして今日まで半世紀、現地で農協や養蚕の指導に当たっています。正直ユーチューブ配信で1時間余は少し長いのですが、渡辺重美・バゴ研修センター所長のコメントだけでも、是非ご覧下さい。私もフィリピンで養蚕が行われていたのは、知りませんでした。 以下は、その画像についている説明文です。 2021年、 国際協力NGOのオイスカは創立60周年を迎えますが、数ある海外の活動国の中で、フィリピン・ネグロス島での活動が50周年、ネグロス島バゴ市にあるオイスカ・バゴ研修センターが40周年という記念すべき年でもあります。 1970年代のフィリピン・ネグロス島での活動初期の頃から活動に携わり、現在に至るまで現地で活動を続けているのが、現在オイスカ・バゴ研修センターの所長を務める渡辺重美所長です。渡辺氏は東京農業大学農学部農業拓殖学科を卒業後、国際協力NGOでの活動を志してオイスカに入り、1973年に農村開発協力業務に携わる為にフィリピンに渡りました。 現地では早速オイスカの先輩と共に農村地域での様々な活動に携わりますが、当時はまだ若く経験も浅かった渡辺氏には、多くの苦労や困難が降りかかってきました。様々な困難を、どのような信念で乗り越えていったのか。現地フィリピンの人達とどのように協力し活動をすすめていったのか。現在のオイスカ・バゴ研修センターの主な取り組みである養蚕の普及事業になぜ取り組むことになり、現状はどのようになっているのか。今回、現地ネグロス島とオンラインで結び渡辺所長からの報告があります。 そして、オイスカ一の若手駐在員の中川さんからのバゴ研修センターの活動報告や、現地で渡辺所長と共に養蚕事業に携わるバゴ研修センターのフィリピン人スタッフ2名からの養蚕の報告もあります。また、今回の報告会の為に、特別に編集をした動画「飢餓の島で安定した生計手段の確立を目指して」では、養蚕事業に関わる現地の農民や活動パートナーである行政職員の声を聞くこともできるなど、盛りだくさんの内容となっています。 国際協力の道に飛び込んだ一人の日本人の、約半世紀に及ぶフィリピン・ネグロス島の人達と共に歩んだ奮闘と取り組みの実情を知る良い機会になると思いますので、日本人駐在員の奮闘、半世紀にわたるフィリピン・ネグロス島での国際協力と養蚕事業の一部始終をぜひ最後までご覧ください。 私も2017年10月、パプアニューギニア(PNG)のラバウルエコテック研修センター30周年記念式典に参加し、荏原美和(えはらよいかず)前所長の人生を聞いて、オイスカ活動へのスイッチが入りました。偶然ですが、その荏原美和(えはらよいかず)前所長が今、四国研修センターに滞在されています。本来なら一杯やるところですが、自重しています。 ここから |
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