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3.11東日本大震災から10年 シリーズ5福島県いわき市からの避難者
震災から約1年後の、2012年3月9日に確か香川県住宅課からの依頼で、福島県いわき市からの避難民・市毛啓次桜子さん夫妻の仮住まいの契約を手伝いました。塩江町にある『ホテルセカンドステージ』という宿泊施設に、半年間無料で被災民に住まい場所を提供するという取り組みに、契約書を書いてくれとの依頼でした。

住まうことの光熱費は入居者の負担で、賃料等は無料でした。香川県の呼びかけに、『ホテルセカンドステージ』が応じたモノでした。勿論私も、報酬なしという何とも致し方なしの仕事でありました。報酬がないだけで、立退きなどの契約不履行に対しては責任を負うというモノでした。初めてのケースで、県の対応にブツブツ文句を言った覚えがあります。結果ご夫婦は、6カ月地域を学習して期限終了で退去されました。

ブツブツ文句を言ったのは、その後、継続してこの仕事があると考えていたのですが、その後は不思議な事に、1件もありませんでした。拍子抜けというか、なぜだろうかと考えたのですが、後にも先にもこの件だけでした。その後、新型コロナウィルスの感染拡大に伴いインバウンド客がなくなるまで、このホテルは大変繁盛していました。情けは人のためならず、近くのゴルフ場とタイアップした、東南アジア向けのパッケージツアーが好評でした。

今から3年位前でしたか、かみさんとホテル近くの香川町の『とり松』にいた時、この『ホテルセカンドステージ』のフロント担当の女性が、韓国人数人を連れ立って入店してきました。先に書いたように、インバウンド客が押しかけて来ていて、この日は霧のため韓国から高松空港への着陸が難しいというので、ツアーの本体がリスクヘッジのためバスで関西空港へ移動して、残りの客の夕食に同行したのだと話していました。

ホテルセカンドステージは、塩江温泉の源泉を使い大手企業が内場ダム湖ほとりに建設したモノですが、古くから弊社もお世話になっている喜多維昭氏が買い求めたものであります。所有者はともかくとして、新型コロナウィルス禍が終息した暁には、日本人客も大挙して押し寄せることでしょう。自然に囲まれた、キャンプやバーベQ施設が沢山あるホテルセカンドステージ、被災者救済から次のステージへ移りながら健在であります。


| http://nobuchin.0011.co.jp/index.php?e=5182 |
| 社長日記 | 09:37 AM | comments (0) | trackback (0) |

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