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駒大13年ぶり執念の箱根駅伝総合優勝
第97回東京箱根間往復大学駅伝競走大会は、2日東京大手町から箱根町までの往路107.5㎞の5区間、関東陸連所属の20チームとオープン参加の関東学生連合を加えた21チームが参加して行われた。なんと出場4回目の創価大が5時間余で初の往路優勝をはたした。2位東洋大、3位駒大で、昨年の覇者青学大は12位、明大は遙か彼方14位に沈んだ。

3位で復路をスタートした駒大、これが最終10区でこれまで1位で運んで来たたすきを、3位スタートの駒大に譲る形で、劇的な幕切れを見せた。テレビで観ていた私も、創価大の10区1位も驚いたが、その創価大を駒大の最終ランナー石川拓慎が残り2キロ付近で抜き去り、そのままコールテープを切った。10区は23キロあるが、3分19秒差をひっくり返したことになります。距離にして、およそ1,200mに及びます。

アンカー石川選手は20キロ付近で大八木弘明監督から『男だろ』と声かけられ、『スイッチが入った』と話していた。今時、男も女もないのだが、『魔法の言葉』のように選手には聞こえたのかもしれない。調子の良いときはプラスに働くが、逆の場合には悪魔の声かもしれない。温厚な顔した監督の激は、効果的なのだろう。開催も危ぶまれたが、とにかく無事終わったようだ。関係各位に、敬意を表するところであります。

駒大は、昨年11月の『全日本大学駅伝』と合わせ、今季2冠。勝てない時期もあり、大八木監督も指導方針を変えたと話していた。本当にチーム(組織)はリーダー次第だと思う。監督がトップリーダーだが、主将やコーチもそれぞれの役割を担う。意志統一出来たチームが、力を発揮して、それぞれの結果を残す。

もう一つの驚きは、創価大の総合2位だ。榎木監督は古豪中央大のOBで、旭化成の選手での経験を今に生かしているという。100回大会での優勝を目標に5年計画を立て、今回の往路優勝はむしろ予想外だという。この人もまさに名リーダーのようだ。今年の1年生が4年生に成長した時、東京箱根間往復大学駅伝競走大会は節目の100回大会を迎える。

区間賞の選手(9区石津佳晃選手を除く)がほとんどいない創価大、ずば抜けた選手がいない中で全体のチーム力を上げる。視力が悪い選手もいたが、これぞまさに駅伝だと思う。一方競り負けたのは、創価大だけではない。母校明大も11位で、10位内のシード権争いに負けた。次シーズンは、予選会からの挑戦になる。この方が刺激になって、むしろ出直した方が良いのかもしれない。

駅伝だけではなく、2日のラグビーフットボール大学選手権、準決勝の明大は、関西の強豪『天理』に15-41という大差で負けた。ここは楽勝だと油断したのは、われわれテレビ観戦者だけかと思っていたが、チーム内にも油断があったのかも知れない。学生がすることで、私の在学中にもこんなことがあって、私の人生も変わった。

古豪新鋭が入り乱れての切磋琢磨は、これからの箱根駅伝をさらに面白くしてくれるだろう。何はあっても、無事開催できたことに選手のみならず、『箱根ファン』のわれわれも感謝したい。


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| 社長日記 | 10:30 AM | comments (0) | trackback (0) |

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