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東日本大震災の2011年4月入団のフラガールが引退
福島県いわき市にある温泉施設『スパリゾートハワイアンズ』のダンスチーム『フラガール』のキャプテンで、引退を決めた『アウリィ春奈』さんが27日、現役最後のステージに立ち華やかな踊りを披露した。彼女は、東日本大震災が発生した翌月の、2011年4月に入団し、被災直後の混乱を知る最後の現役ダンサーだった。

歴史書では、被災後に全国を行脚して『フラガール』の健在ぶりと、大震災に負けない『心意気』を踊りに込めて、バスで各地を回ったと書かれていました。小欄でも何度か紹介しましたが、おじさんら数人も本物のハワイはいけなくても『スパリゾートハワイアンズ』ぐらいなら行こうと、2019年に12月数人でここへ集まりました。

もちろんフラガールショーも夜と昼、2度も見てしまいました。その昔、炭鉱の廃坑と共に生きる術を探しての改革で、昔から噴出して困っていた温泉を逆手に使い『スパリゾートハワイアンズ』(旧常磐ハワイアン観光)を企画し、そこで踊るフラガールを地元の子女で育成するのだと、炭鉱会社の幹部中村豊氏が奔走する。それを取り上げたのが映画『フラガール』のストーリーです。このオープンの前も、バスでPR活動をし、震災後は2度目の全国巡業でした。

この磐城で常磐ハワイアン観光が誕生したのは昭和41年だが、日本各地で、『黒いダイヤ』と呼ばれた石炭も1974(昭和49)年1月、長崎軍艦島炭鉱閉鎖で石炭時代の終焉を告げた。石炭で潤った町だったからこそ、廃坑で人々は生きる術を見失った。そんな絶望の中で、『フラガール』は立ち上がった。裸踊りとかさんざん悪口を言われながら、気丈ににこやかに笑みをたたえながら踊る炭鉱夫の子女たち。

そんな背景を考えながら映画『フラガール』を見るたびに、泣けてくる。恐らく引退する『アウリィ春奈さん』は、私が見た舞台の主役だったであろう。いつまでも感傷に浸っていては、更なる前進は出来ないと思うが、一時代を背負い役割が終わったとは言っても良いだろう。「繋いでくれた絆にBIG Mahalo!!(ハワイ語でありがとうの意)」。

この施設も新型コロナウィルスの感染拡大に伴い苦戦していることだろう。笑顔を絶やさないフラガール、若い後輩もアウリィ春奈さんに続いて『スパリゾートハワイアンズ』を盛り上げて下さい。


| http://nobuchin.0011.co.jp/index.php?e=5108 |
| 社長日記 | 09:28 AM | comments (0) | trackback (0) |

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