元盛和塾福岡の阪和彦先輩から、メールを頂きました。致知出版のおかみさんこと小笠原節子氏の24節季に関するモノであります。以下転記させて頂きます。
今日(22日)は24節気の「小雪」です。「小雪」とは、雪が降り始める頃をいうそうですが、 積るほど降らないところから「小雪」といわれています。
紅葉の葉も次第に散り始め、陽ざしも弱くなり、本格的な冬の 訪れとなります。くれぐれも体調管理に お気をつけくださいませ。
また明日は、今年収穫された穀物を神様に捧げ、 感謝し、国家の安泰や国民の繁栄を祈る「新嘗祭」です。今は「勤労感謝の日」として国民の祝日となっています。
戦後GHQの考えにより天皇が関わる祭日は祝日として取り扱わなくなったため、「新嘗祭」も廃止。代わり「勤労感謝の日」となったそうです。
「勤労を尊び、生産を祝い、国民がたがいに感謝しあう日」勤労感謝の日に、ご縁ある方々の勤労に感謝し、素敵な一日をお過ごしくださいませ。
致知出版社 小笠原節子
私は国民の祝日を忘れていて、というのもいつもは総務の大西香子さんが掲揚してくれるモノで、彼女が休みだとは知りませんでした。自宅も、昼食前に掲揚しました。
阪和彦先輩によれば、今年は仏歴2563年・皇紀2680年・西暦2020年・庚子・令和2年であります。新嘗祭は、天皇がその年に収穫された新穀などを天神地祇に供えて感謝の奉告を行い、これらの供え物を神からの賜りものとして自らも食する儀式である。毎年11月23日に宮中三殿の近くにある神嘉殿にて執り行われる。同じ日に全国の神社でも行われる。
今では勤労感謝の日として、祝日であります。この3連休は紅葉シーズンで、全国的に大勢の人出があったようです。勤労感謝に関して、今日は『香川胆識の会』で機関誌マラソンという研修をしていて、そのレポートを提出する日でもありました。その中から、勤労感謝に合うのではないかという文言を発見したので、掲載します。
われわれ経営者は、姑息な金儲けのために働いている薄汚い商人ではありません。われわれは経営をする以上、利益の追求をします。しかしその利益を追求するのは社員があり、社員の家族があり、私の家族があり、その人たちの現在と未来の生活を守るために必死で働いているわけです。
自分一人生きるだけでも大変なこの時代に、従業員の家族を守っていこうというのは『利他行』であり、『善行』にほかなりません。そういうことを一生懸命やって、従業員の人もこの会社に入って良かった、この社長の元で働いて良かったと思われるような会社を作っていくということは、まさに宗教家が修行で得られることと同じような結果を招きます。
そういう純粋な生き方は、必ず天地もこれがために動き、鬼神もこれを割くのです。神様も素晴らしい心根に感動してくれると稲盛和夫塾長は信じています。信じるだけでなく塾長がこうして生きてきて、特に後半の人生において力以上、能力以上のことが出来ているのは、そのためではないかと思っているからなのです。