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新型コロナウィルス禍で香川いのちの電話も相談員不足でピンチ
私のご学友『十河照一(そごうてるかず)』が、『香川いのちの電話』の相談員をしていた。過去形になったのは、実家が高松市内だが本宅は名古屋にあり、今はそちらで家族と住んでいる。御尊父の介護が目的で帰省し、加えて『いのちの電話』の相談員までやっていた。彼の要請で、『古紙』の提供を社内でもやっています。月曜日になったら、自宅からも会社へ持ち込む。古紙の回収で得た資金で、運営費を賄っているという。

週刊新潮11月5日号には、後を絶たないコロナ自殺者『美智子さま』が御心を痛める『いのちの電話』問題と、大見出しの記事が掲載されている。それと期を一にして、10月29日(木)の四国新聞に標題の特集がされていた。新型コロナウィルスの感染拡大の影響で、自殺予防のために悩みや孤独を抱える人の相談を受け付ける、『香川いのちの電話』の相談員不足が深刻化しているという。

香川いのちの電話は、1984(昭和59)年に有志のボランティア団体として発足。96年からは四国で唯一、24時間年中無休で相談を受け付けている。新型コロナウィルス関連の相談が増えている現状を踏まえ、『日本いのちの電話連盟』が6月20日に全国で開始した、毎日フリーダイヤル相談(午後4~9時)にも協力している。

相談員は無償のボランティアで、約100人のうち7割が女性で多くが高齢者。公共交通機関を利用していることなどから、感染リスクを考慮して休みを申し出る人が相次ぎ、4月以降は80人弱での運営を強いられているという。事務局によると、昨年対応出来た相談は8,057件。今年の対応件数自体はほぼ昨年並みだが、通話中などでつながらなかった着信件数はさらに増えているとみられる。

毎日フリーダイヤル相談(午後4~9時)の相談員は確保出来ているが、その他の時間帯では3日に一度は相談員が無人になる時間帯が発生しており、時には夜間に連続6時間、ほぼ一晩中対応出来ないこともある。「深夜は気持ちが落ち込みやすい上に、他の公共機関が対応出来ない最も大事な時間帯。何とか対応したいのだが」と事務局長は表情を曇らせる。

相談員の確保が喫緊の課題となるが、相談員になるには毎年6月頃に開講する養成講座の受講(受講料個人負担数万円程度)が必要で、座学1年見習い1年、ひとり立ちまでに2年ほどの時間が掛かる。田中事務局長は、「一人でも多くの方に活動を知ってもらい、時間と力を分けて頂けたらうれしい」と話している。

年間自殺者は3万人、交通事故死は全国1万人だった30年前は「交通戦争」と言われて香川県でも対策を練って交通事故死対策をして来た。その甲斐あって交通事故死は、香川県は人口10万人あたり46人とワースト1位ではあっても、確実にピーク時からは減少傾向にある。こちらは浜田恵造香川県知事がトップに立ち、人もお金もいれている。

先の相談員の確保が喫緊の課題となると、せめて地方自治体が養成講座受講料や運営費の一部、交通費などの負担はするべきではないだろうか。オイスカもそうだが、この類いへの政府負担金は一律カットが今の現状だ。菅義偉内閣総理大臣の所信方針演説にもあるように、『自助・共助・公助』からも香川いのちの電話に公的支援を提案したい。


| http://nobuchin.0011.co.jp/index.php?e=5048 |
| 社長日記 | 08:35 AM | comments (0) | trackback (0) |

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