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日経新聞安倍晋三前首相インタビュー㊤
安倍晋三前首相は日経新聞のインタビューで菅義偉首相に関し、後継候補として「随分前から有資格者だと思っていた」と明かした。総裁選で菅義偉首相に敗れた岸田文雄前党政調会長については、『時、利あらず』と神のようなことを話している。岸田文雄前党政調会長は、「安倍晋三前首相」から禅譲されると期待していたところだろうが、後継奪還戦は、そう簡単に勝てない。

「岸田氏は政治家として本当に誠実な人だ。外相としても大きな業績を残した。政治家にありがちな『自分が自分が』というのも全くない。確かに発信力が弱いと指摘する人もいる」。岸田文雄前党政調会にとっては長急な退陣で短期的な政局となり、残念ながら『時、利あらず』と言うことだったのだろう。

比べて菅義偉首相は、割り切りが良かった。安倍氏が辞めると言った段階で、アベノミクスを継承すると言った。そういうところが、菅氏の強みだ。最大派閥の細田派(安倍派)も、安倍路線を踏襲するなら菅氏で良いじゃないかとなった。安倍さんが体調不良で辞めると言うまで、菅氏はあくまでも良き安倍政権の女房約の官房長官だった。

「秋田から出てきて、横浜市という浮動票の多い都市部の小選挙区で勝ち続けてきた人だ。人々が何を考えているのか、気持ちをすくい取るのが非常に上手い」。「携帯電話料金が家計に占める割合が多くなっているとみるや、料金の引き下げを求める」。盛和塾では、売上に占める税引前利益は10%以上と教えるが、菅義偉首相の談話だと大手キャリア三社は20%の利益率だと言うから、これは儲けすぎだ。

確かに6G(次世代通信)のための設備投資が、これからどんどん膨らんでくるが、それにしても20%は儲けすぎだと言われても反論できまい。さらに出生率を上げなければならない時に、不妊治療の費用が大きな負担となっていると聞くと負担軽減に取り組む。アンテナを高くして、そういう声に応える具体的な政策を打ち出している。テンポは非常に良いと、安倍晋三前首相は菅義偉首相を高く評価している。

安倍殿からすれば、2012年12月の第二次安倍政権復活の際、身を粉にして働いた忠臣の菅氏は、最大の功労者だと感謝の念もあっただろう。『やりましょう勝算はあります』と殿の弱気を鼓舞し続けたのだから、安倍さんの心の中にも『可愛い菅像』はあったと思います。巨人軍の原監督や、安倍晋三前首相など今から見れば2度目は一度の失敗を補ってあまりある成績を残している。しかしこれは、つい最近の現象だ。失敗は、それで終わりだった。

石破茂元幹事長は絶対にダメ、岸田文雄前党政調会長はイマイチ。そんなところに『啐啄同時(そったくどうじ)』(禅において、悟りを開こうとしている弟子に、師匠が、うまく教示を与えて悟りの境地に導くことを指す表現。「啐啄」は、何かをするのに絶妙なタイミングを指す表現)。また啐啄同時とは、鶏の雛が卵から産まれ出ようとするとき、殻の中から卵の殻をつついて音をたてます。これを「啐」と言います。そのとき、すかさず親鳥が外から殻をついばんで破る、これを「啄」と言います。そしてこの「啐」と「啄」が同時であってはじめて、殻が破れて雛が産まれるわけです。私たち親子の好きな言葉です。


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| 社長日記 | 08:49 AM | comments (0) | trackback (0) |

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