最近、ペイペイの再登録をした。ペイペイは、加盟店申込数220万カ所・ユーザー数2,800万人・決済回数単月1億回突破!QRコード決済ならPayPay。初期導入費・決済システム利用料・入金手数料が0円から導入可能と喧伝されている。高松でも、ペイペイでの支払が出来る店が増えている。利用の頻度では、一番かな。
経済活動が再開されるなか、支払をする時の接触を減らす動きが、世界中で広がっているという。日本では現金信仰が強く、キャッシュレス決済は全体の2割程度に留まるという。今年9月から導入される「マイナーポイント」で、25%のキャッシュバックがあるという。海外での利用は、最近は行かないから分からないが、よく行くスーパーマーケットでも現地人の支払はクレジットカードが圧倒的だった。
これが数年前の海外事情だが、新型コロナウィルス感染拡大もあって、このようにクレジットカードを店員に渡して読み込むスタイルから、スマートフォンやICチップを使えば、感染防止につながると各国政府も普及に乗り出す。笑い話だが、どこかの国の大金持ちは紙幣を消毒するのに、焼き払ったという嘘のような本当の話も伝わったほど。確かに流通紙幣は、感染源の一つのように思う。
またセキュリティや、購買データ提供への消費者の抵抗感は薄れてきたとも感じる。脱現金でデジタル化が進めば、生産性が高まる可能性も出てくる。ラーメン店などでは自動発券機の導入が進むが、これとてもキャッシュレス決済には遠く及ばない。確かにスマホをかざすだけ、またスマホでその店のQRコードを読み込むだけで支払いが完了するのは魅力だ。
ただしこれまでの「クレジットカード」では、売上が個店に入金されるまで1~2ヶ月程度かかっており、手数料も5~10%も獲られると聞いた。このデメリットを、ペイペイなどの「かざす決済」は改良して、新たなシステムとして導入している。だから普及するのではあるが。
そしてコンビニエンスストア大手「セブン‐イレブン・ジャパン」は11日から全国2万店で、ICチップ内蔵のクレジットカードなどをレジにかざすだけで支払が出来るようにしたという。レジ周りに、「非接触支払推奨」との看板を掲げ、感染防止のためスマホを使った決済を求めている。勿論会計時の、客と店員の接触を減らす狙いであります。釣り銭の用意もしなくて、店側の合理化は一気に進む。
こんな状況を背景に、私もペイペイの再登録をしたところですが、まだまだ100%のキャッシュレス決済とはなっていないのが現状だ。念のために現金持参をしていたのでは、本末転倒だが、現金不要の現実がもうすぐそこまで来ている気がする。私だけかも知れないが、最近スマホに頼ることが多くなった気がします。