既報の予想通り、高松市から「特別定額給付金」の振込がありました。高松市によれば、オンライン申請では、28日までに6459件(1万6321人分)の振り込みが完了したと言う。今日か明日と言われていましたが、今日の昼確認したところ、確かに私と妻の二人分20万円が振り込まれていました。
「特別定額給付金」の振込を終えたのは、5月1~17日にオンラインで受理した7031件のうち、内容の不備がなかった6459件(92%)。18~24日までの申請分336件も、準備が整ったモノから週一回のペースで振り込むという。摘要には「タカマツシトクベツキュ」となっていました。高松市はネット申請を中止し、今は紙申請だけになっていますが、その中止が出る前のネット申請が通りました。
郵送申請については、受け付けを開始した25日に到着した約700件のうち131件分(19%)を29日に振り込むほか、配偶者からの暴力(DV)避難者や施設入所児童などの116件についても29日に振り込むとしている。また高松市独自の「テナント賃料給付金」は5月27日現在、705件の申請に対し588件に総額5020万8千円(1件当たり約85,000円)、「民泊業応援金」は、99件の申請に対し81件に総額1410万円(1件当たり約174,000円)を支給することに決めている。
かみさんは昨日、手の軽い手術をして少々傷んでいたのですが、現金を見た途端に痛みも飛んでいったようです。良い見舞金を貰ったような、そんなタイミングでの振込、彼女の分は直ちに降ろして渡しました。当初の予定では1世帯に30万円でしたから、私の所のような夫婦2人では減額になりました。しかし有り難いですよね、後に国民の税金に跳ね返ってきますが、急場は凌げます。市職の皆さん、ご苦労様です。
毎日新型コロナウィルスの話題ばかりで、私も何とか別のネタはないものかと探していますが、どうも新聞からも目が離せません。TV報道もよく見るのですが、今日の昼間の話題は、「ブリ2匹」という掛け声のソーシャルディスタンス(社会的距離間隔)の取り方を、東かがわ市引田の小中学校で先生が子どもたちに距離を採る目安として、「人・ブリ・ブリ・人」とう「ブリブリ」合い言葉を掛けていました。
旧引田町は、日本で初めて「ハマチ」の養殖に成功したところです。もう100年近い歴史があるのではなかったでしょうか。養殖の元祖野網和三郎 1908(明治41年)~1969(昭和44年)は、香川県大川郡引田村(現東かがわ市引田)で網元の三男として生まれる。三重県志摩、島根県の両水産学校を卒業。卒業後、地元の安戸池を借りてかん水(海水)による養殖実験を開始。試行錯誤の末、1928年(昭和3年)世界で初めてハマチ養殖に成功するのです。世界恐慌の前年です。不景気のさなかだったと思います。
ブリは成長していくと名前が変わる魚、出世魚です。もともと西日本で、鰤(ブリ)の小型を指す名前が「ハマチ」だった訳です。ブリは、80㎝以上の体長。概ね100㎝です。ところが今は、鰤の稚魚を短期育成した魚をハマチと呼称する様になりました。つまり、鰤を養殖した「イナダ・ワカシ」クラスの中型のブリが「ハマチ」なのです。
こんな歴史からも、引田の街では、大人も子どももブリ言えば大体の距離感が体に染みついているのです。ブリブリですから、80cm×2つまり1.6m~2.0m距離を採るようにと互いに声を掛け合っています。楽しみながら取り組むのは、教育に欠かせない要素です。別の所では、教員が不足して全国8万人の新規教員を求めるとか言われています。
看護師さんが不足する医療現場で、資格はあるがリタイアしていた人がアシスタントとして現場の手伝いをしている。このニュースを聞いて、大学の卒業証書を探しました。その証書の間に、東京都教育委員会からの、「高等学校」と「中学校」の教員免許が挟まっていたはず。手伝いなら、私にも出来るのではないか。周りの迷惑を考えなければ。
ある意味「先生になる夢」があって、夜の授業も出ました。文学部でなかったモノで、どうしても昼間の授業では必修科目履修がバッティングして、単位を取りに夜も行きました。新型コロナウィルス後は宅建業界の仕事も激減して、先が見えてきました。今年秋の宅地建物取引士の試験からは解放され、10数年ご無沙汰だった高松秋のまつり仏生山大名行列実行委員会に復帰も出来そうです。これからの月日、次がなかったら暇して困ります。