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総理通訳の外国語勉強法by中川浩一
何と、おもしろい本に出会ったものだ。講談社現代新書から、この正月20日に第一刷発行されたモノだが、私のようにスピークラーニングをもう一度聞き流そうか、スマホーアプリを使うか、ボケトークを買おうかと悩んでいた男には、示唆に富んだ有り難い本であります。香川県にも多くの外国人が来ていて、何とかコミュニケーションがとれないものかと思っていたところに、この本に出会いました。

外務省に入省して、世界最難関のアラビア語を24歳から始め、天皇通訳、総理通訳まで努めた現役外交官の中川浩一氏が、秘伝の外国語習得術を惜しみなく伝授!表紙にそう書かれています。また英語を一からやり直したいと考えているビジネスパーソン、今から英語以外の新しい外国語を学ぶ日本人必読の書とも朱書されています。

何と私の心の中を見透かしたような、何とも惹かれる朱書です。あなたは、何のために外国語を学ぶのでしょうか。それは、外国人と話すためですよね。では質問です。あなたは外国人と何を話すのですか。それを最初に考えていますか。これからは、日本語を基軸にまず話したいことを決めて、それを外国語に置き換えるために外国語をインプットするのだという発想に転換して下さい。

そして、インプットしたら直ちに話す。つまり、全ての学習のゴールを「話すこと」にして、そこから逆算するのです。「インプット」より「アウトプット」重視!「スピーキングファースト」で行こう。日本人が間違った憧れをしている「ネイティブ脳」神話よ、さようなら!これからは、「日本語脳」を鍛えて外国語をマスターしよう。

いつでも外国人にアウトプットできるよう、話したいことを「自己発信ノート」にまとめておこう!現在必要な単語だけを抽出した、自分仕様の「オリジナル単語帳」を作ろうと綴られている。まずスピードラーニングを否定しています。ながら勉強法では、いざというときの戦力にはならない。集中が何より大切、時間の無駄とまで言い切る。

学習教材は、外国語と日本語訳が付いているものを選び、まず日本語訳から見て、予習する。「日本語脳」を回転させてから外国語を受容する。外国語をいきなり見ると、これまで通り外国語の壁を感じてしまうので決して先に見てはダメです。

自分の脳から「発信」する音はまず忘れないので、自分の脳から外に「発信」する単語、表現、文章が増えれば増えるほど、脳がその音声を覚え、外国人から「受信」する単語、表現、文章にも正確に反応し吸収できるようになる。「発信」(アウトプット)をたくさんすると、「受信」(インプット)の能力も上がっていきます。残念ながらその逆はありません。

自分が発声したことのない単語は、脳に音を「受信」する態勢ができていないために、どんなによい音でインプットしても、脳には残らないのです。英語をやり直したい方も、この機会に初心に返って、日本語で自己紹介文を作って見ては如何ですか。その時点であなたの外国語学習は「日本語脳」が基軸となり、「受け身」から「発信」の学習に変わっていくのです。



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| 社長日記 | 09:25 AM | comments (0) | trackback (0) |

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