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老後貧乏にならないためのお金の法則
日経資産運用フェアin高松が、1日(日)13時から、みどり栗林ビルでおこなわれ、基調講演に日経新聞編集委員の田村正之さんが登場、静かな口調で講演が始まりました。冒頭のつかみで、過去の、セミナー会場でのハプニングを披露。新宿の200人収容予定の会場に、周知ミスで一人の聴衆しか集まらず、彼に90分語りかけたこと。これがトラウマになっていて、お客様の入りが気になっていると会場を笑わせる。

私は事前に2冊の田村正之さんの本を読んでいて、説明内容はほぼ理解できたのですが、本には書いていない「解答」もセミナー会場では、言葉の中にありました。田村正之さんの投資手法は、「長期・分散・低コスト」で、これに該当する投資信託について、本(税金ゼロの資産運用革命)の中では、10本以上の紹介があります。

「1本を長期で持っていたら良い」と言うのに、10本以上も書いていたらどうだ、どうするのと思ったのですが、その解答がセミナーの中で吐露されて、「やった、来た甲斐があった」と思わずほくそえみました。予想としては上位に掲載されているモノが良いのではないかと思ってはいましたが、トップではありませんでした。

田村正之さんの一番のお薦めは、「公的年金」。傾向として、受給年齢を標準の65歳から「70歳まで繰り下げ」することを提唱する。65歳に比べて、42%アップの支給額を死ぬまで受け取れる。11歳11ヶ月で、受取金額が同額となり、それ以降も42%加算で受け取れます。当然66歳でも68歳受給開始しても言い訳です。1年繰り下げで8.4%のアップだそうです。

70歳になるまでに万一死亡したら、65歳時支給額が、2年分とか3年分とかまとめてもらえるようです。この話を私の65歳(2年経過)時に聞いていたら、間違いなく繰り下げしていたと思う。また65歳を標準として前倒しで繰り上げも可能です。当然減額になります。田村正之さんの考えは、70歳まで繰り下げて生涯42%アップの年金を生涯貰う。

そのためにはこの空白の5~10年間を、イデコやNISAでつなぐのです。イデコは加入が20~59歳ですから私にはもう関係ないのですが、掛金は全額所得控除、運用時は非課税、受給時も税優遇があります。NISAは2つあり、一般NISAとつみたてNISAがあります。紙幅の都合もあり、詳細は避けますが、運用益の2割課税(売却益・配当・分配金)が非課税となる優れモノです。

田村正之さんの資料にはありますが、時間の関係で省略された「小規模企業共済」。一定の掛金(月額7万円上限)を払えば、将来決まった額の年金がもらえる。いわば、事業主の退職金制度。賃貸オーナー様にもお薦めですが、私は65歳で一括受け取りをしましたが、その後も再契約をして継続中です。こんなことも、出来るのですね。

私の席の隣に見知らぬ母親、その横に息子さんがいました。このくらいの若さで投資を始めたら、田村正之さんの言うような理想の投資が出来るのでしょうね。「僕はFXをガンガンやる」とか、とんちんかんなことを言っていたこの男子、聞くことで関心を持つことが、スタートへの切符だと思いました。お金の教育は、本当に必要ですね。



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| 社長日記 | 10:05 AM | comments (0) | trackback (0) |

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