栗林公園東側にある、「みどり合同税理士法人ビル」で4日、元衆議院議員真鍋光広さんの出張まなべ塾が、参加費1千円で開塾されました。口コミもあるのか、毎回ごとに参加者が増えているように見えます。主催は、みどり合同税理士法人クループ。税務のみならず、幅広い企業コンサルタントです。最近は、保育園まで併設しました。
さて本日のお題は、「5GとIoTでビジネスはどう変わるか」。5G(ファイブジーと呼ぶ)とは、第5世代移動通信システムのことで、現在は4G世代らしい。移動通信は今から40年前(1979~2000)、1Gと呼ばれるアナログ方式のショルダーフォーンや自動車電話が登場したことに始まる。1993~2012の、デジタル方式の2Gを経て、現在の4Gとなっている。
世界秩序を一変させる「5G革命」と言われるほど、この世界はとてつもないことが出来るようになるという。しかし「5G」と言う言葉は、つい最近、中国ファーウェイの副社長がカナダで逮捕されたことに端を発して、世界を駆け巡るようになった。私は、スマートフォン(3.9G)を使い始めて後悔している。携帯電話は、ガラケー(2G)が良い。
技術の進歩というか、まさに革命が始まろうとしている。5Gは、通信速度が異常に速い。異常という表現をする私の常識がもう古いのだが、もちろん世界規格として統一された規格になる。日本では高周波数帯の3.7GHZ(ギガヘルツ)、4.5GHZ(ギガヘルツ)、28GHZ(ギガヘルツ)あたりの帯域を使用予定。ちなみに4Gでは、3.5GHZ前後の周波数帯を使っている。
5G規格のスマートフォンになると、真鍋光広氏も胸のポケットに入れていたら心臓障害を起こすと言う。私は今の4Gでも、通話にはブルートゥースを使っている。大谷雅昭香川宅建会長もそうだ。ブルートゥースイヤホン(Bluetoothイヤホン)とは、iPhone等のスマホ(デジタル機器)と近距離無線通信規格の一つであるBluetooth(ブルートゥース)を使ってワイヤレス接続ができるイヤホンのことです。
つまりスマートフォン(スマホ)をズボンのポケットなどに入れて、補聴器のような形状器具を耳に入れて、通話するのです。スマートフォンから出ている電磁波が、身体によくないと言われていて、電磁波を発しているスマホ本体を耳から遠ざけているのです。過去にアマチュア無線に夢中になっていた頃(40年近く前)から、その頃の使用周波数は、430MHZ(メガヘルツ)で、将来ギガヘルツの時代が来るとは話していました。
とにかく大容量にはなるのですが、極超短波は真っ直ぐにしか飛ばないので、携帯で使うには多くのアンテナが必要になります。4Gでは70㎞範囲まで届いた電波が、5Gでは1㎞しかとどかない。従って日本では、交通信号機の上にアンテナを張り巡らす計画だ。タイムラグがないのが特徴で、過疎地の高齢者の足対策として、自動運転バスの役割が期待されている。時速100㎞で走行する自動車でも、センサーの認識とのタイムラグは1/1000秒だから、その間の走行は約3㎝にすぎない。
技術的にはまだ完成されたモノではないが、中国ファーウェイ騒ぎから、各国はしのぎを削って新規参入している。韓国は2019年4月3日午後11時にサービスを開始し、アメリカは4月11日発売予定を繰り上げ、3日午後11時59分シカゴ、ミネアポリスで5Gスマホのサービスを開始。2019年度中に、全米30都市でサービス開始予定。
韓国の調査機関の発表では、主要国5G競争力は1位アメリカ、2位EU(欧州連合)3位が日本です。4位韓国、5位中国。日本は1位に遅れること1.1年、その強みは中継して電送する光ファイバーとの組み合わせが全国的に必要だが、日本は米国などと比べて光ファイバー敷設の普及率が格段に高いという現状があるようです。
このような時代になると、衰退する産業も出てきます。クラウドゲーミングは、クラウドからストリーミング配信するサービスで、スマホやタブレットがあれば専用ゲーム機や高性能パソコンなしで大作ゲームが楽しめるようになる。