桜の花が丁度満開になった7日日曜日、水の町の愛媛県西条市総合文化会館で、ライオンズクラブ国際協会336-A地区の、年次大会(総会)が開会されました。高松栗林ライオンズクラブからも、10名が参加しました。日頃お目にかかれない他クラブメンバーなどとの再開、四国中のライオンズが、今日ここに集まっています。
高松栗林ライオンズクラブからの本隊は、丸尾一幸幹事の運転で、8人乗りレンタカーをしつらえて、特に私など、自宅(6:40分)まで迎えてくれる厚遇で1時間半たらずの道中、朝から元気に西条入りしました。ここは石鎚山からの伏流水(わき水)が抱負で、市民は水道水を使っていないという。近くには、アサヒビールの工場もあります。
実は愛媛県の松山市も、高松市同様に夏場を中心に、水が足りません。一般的には高松の「さぬき砂漠」が有名ですが、松山も実は不足気味ですが道後温泉など水にまつわる観光地ですから、渇水の心配はタブー視されています。その対策の一つとして、この西条から松山へ水を通す計画がありましたが、今日現在、計画は頓挫しています。
一方水道計画ではありませんが、ライオンズ暦新年度になる今年7月からの地区ガバナー(四国州知事)の就任議案が、賛成票241反対票246で否決されました。前代未聞の珍事で、過去に九州で一度否決されたことがあると聞いたことはありますが、ここ四国地区144クラブの総意で、否決されたのは初めての経験です。
ライオンズクラブの組織として、1R(リジョン)2R3Rが愛媛県に、4Rと5Rが香川県に、6Rと7Rが高知県へ8Rと9Rが徳島県へ割り当てられていて、順番にガバナーを含む地区キャビネットが選ばれています。さらに第2副地区がバナー、第1副地区がバナーそして、今日の地区ガバナーエレクト登壇となっています。ここで突然、選ばれる訳ではありません。それなのにここへ来ての却下。
私は最高裁判所の判事投票のようなモノで、よく分からないから〇を書きます。普通であればバツが多くて、6千名のメンバーから選ばれた約500名の代議員の投票で30票ぐらい。よもやひっくり返るとは、多くの参加者は思っていなかったと思います。原因はすべからずあると思いますが、私は詳細を知りません。
何が原因か知りませんが、いずれにしてもこれまでの地区運営のやり方が出来ないという現実は、これではっきりしました。第65回にして、今日は大きな転換期を迎えたと言えると思います。いつもは次のガバナーが正式に登壇し、大いに盛り上がる地区年次大会ですが、今日は盛り下がった一日になってしまいました。
地区現況報告でも3月31日現在、メンバー数対前年度比マイナス4です。四国に限れば、微増がこれまでの常でした。年度末の6月に向けて、大変厳しい状況に迫られると心配します。わがクラブにあっても、4名入会に対して現時点で4名の退会。負け越す訳にはいかない56代松田執行部は、大変苦しい立場にあります。勿論私にも、1/60の責任があります。