早いもので今年ももう、数時間で終えようとしています。1年間、お付き合い、ありがとうございました。還暦を超えて、年金を頂きながら、この1年間毎日働きました。元気で働けるこの身体を授けてくれた両親、毎日食事を作ってくれるかみさん、うっとうしいおじさんと仕事と称してつきあってくれている社員の皆さん。その他私の身の回りでお付き合いをして下っている皆さん、1年間お世話になりました。ありがとうございました。
この1年間は、日本国中災害に襲われました。近くでは岡山県倉敷市真備町、川の氾濫で町の4割が床上浸水。1階すべてが水没して、2階で九死に一生を得たという被災者もいました。倉敷市と言えば、大原美術館など、美観地区が有名で確かに高梁川がありますが、町全体が水没するということは考えられないおだやかな町でした。
地震や台風、夏場の異常高温、経済にしても株価まで師走のどさくさで日経平均株価が弐万円を切る下落。そうは言いながら来年の日本国の予算は、はじめて100兆円を超えるところまで来てしまいました。ドルもトランプ大統領の発言に反して(私はトランプ大統領が犯人だと思う)、金利が上がっています。この悪影響は勿論アメリカ国民がモロに受けていますが、中国も苦しいところです。
中国も貿易等、決済はドルです。そのドルですが、数年前ドルの金利がゼロに限りなく近い頃、中国や中国企業は、無制限に近くドルを借りてその金で世界中にばらまきました。その中国が、一番ドル金利高に苦しんで居ます。トランプ大統領は、中国共産党を潰そうとしているとしか思えません。
ヨーロッパも、もはやバラバラです。EU(欧州連合)の固い団結も、イギリス、イタリア、ドイツ等、もう全体のことを考える余裕がないところまで追い込まれています。トランプ大統領の「アメリカファースト」という考え方は、世界中の首脳陣が同じように考えているところです。自然界も余裕がなくなっています。そのために自然災害も、規模が大きくなっています。
人類も知恵を出して、ITとかIoTとか編み出していますが、このテクノロジーでさえ、「ITテロ」と言われるように悪用されかねない状態。盛和塾も来年の今頃は、すべてが解散しています。しかし稲盛和夫塾長が語るように、「敬天愛人」しかこの世をよくする方法がないように思います。私たち塾生は、「塾長の教え」を前照灯にして走ってきました。これから先、私も含めてどうなることやら。
もう少しで除夜の鐘が鳴ります。今年の紅白歌合戦、よかったですね。平成最後のイベントとして、サザンや松任谷由美、引退宣言をした北島三郎の顔もありました。NHKの集大成紅白歌合戦、日本中の歌手、老若男女総出がよかった。私も久しぶりに、最後まで見ました。息子も嫁も、ご機嫌斜めの「百笑ももえ」も来てくれました。みんなみんな、ありがとうございます。