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商業捕鯨再開向けてIWCから脱退する日本
約30年間商業捕鯨を禁じていたIWC国際捕鯨委員会から、日本は脱退することが報道されている。年内に脱退通知をすれば、来年6月か7月から再会できる。日本が国際機関から脱退するのは、戦前の国際連盟脱退から戦争への道をひたすら一瀉千里に走った反省からか、戦後は聞いたことがない。

1933年2月、国際連盟総会はリットン調査団報告書を審議、日本の代表松岡洋右外相は満州国を自主的に独立した国家であると主張したが、審議の結果、反対は日本のみ、賛成が42カ国で可決された。 これを受けて日本政府は翌3月、国際連盟脱退を通告したという苦い経験から。

IWC国際捕鯨委員会からの脱退が、外交問題にならないか心配するのだが、反面日本独自の路線を貫くのも、これからは必要だとも考える。
IWC国際捕鯨委員会からの脱退は、国際社会からルール軽視と批判を浴びる反面、30年間商業捕鯨をしなかった弊害も散見されている現象も解消する。

一番に思い付くのは、日本の海岸に鯨が打ち上げられる珍事。鯨の絶対数が、大幅に増えていると素人ながら想像する。船とぶつかることも、度々報道されている。船とぶつかる危険は鯨だけではないが、商業捕鯨が新ルールで乱獲にならない拿捕をすれば、間引きは出来ると思う。少なくても小舟のリスクが、大幅に軽減される。

反対の世論は、「鯨は人間と同じほ乳類」だと言うが、鯨は人間とはおよそ似て非なモノであることは、子どもでも分かる。分類が一緒と言っても、生態は大きく異なる。第一鯨が増えて、魚が減っている。海の世界では、大きな魚が小さな魚を食べる。その大きな魚を、鯨が食べる。魚は群れて回遊することが多く、鯨は大きな口を開けて大量にトン単位の魚を食べる。

日本近海や日本の排他的経済水域内で捕鯨を行う予定で、南極海へは脱退で行けなくなる。現在、規制外の鯨を捕っている漁業者が新たな商業捕鯨に参入する可能性もあるという。やはり乱獲は、漁業者自らの首を絞めることになる。これまでの乱獲を反省し、秩序ある漁業システムを新たに構築するぐらいの覚悟で取り組んでもらいたい。

鯨肉は美味しい。われわれ世代は、牛肉や豚肉以上に鯨肉を食べた。学校給食でも鯨が出ていた。日本での鯨漁では、残すところなく鯨を使い尽くす。石鹸までも、くじらで作る。鯨が可哀想だという欧米人も、牛肉を食べているではないか。適数の殺傷は、人間の生きる道として必要だと私は思う。くれぐれも乱獲にならないように、互いに反省はいる。


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| 社長日記 | 09:33 AM | comments (0) | trackback (0) |

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