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高松藤原塾December2018
経済アナリストの藤原直哉氏を迎えて、地域を担うリーダーの輩出と、横型ネットワーク作りを目指して、全国展開している一塾が、高松藤原塾。12月の予定を見ると、12月7日(金)は水戸、12月13日(木)高松、12月21日(金)広島、そして年が明けると1月11日(金)長岡、17日仙台18日大阪、19-20日は京都、23日北関東と全国行脚が決まっている。

私は、全国各地で収録された講演CDを聞いている。経済アナリストの藤原直哉氏は、1960年東京生まれ東大経済学部を卒業し住友電気工業から、ソロモン・ブラザーズ・アジア証券を経て独立し、現在は株式会社あえるば会長。独立系シンクタンクとして、「経済」「政治」「国際情勢」「組織のリーダーシップ」に関する独自の分析をされて、講演執筆社内教育等を得意としている。



彼の話は総花的で嫌いだという人もいるが、私はこの類いの話が大好きで、高松藤原塾も年に2~3回開催だが、1度は必ず行くようにしている。現在の高松塾の窓口は、樋口卓矢税理士事務所だがこれまで細川税理士事務所、その前は里坊昌俊(里坊税理士事務所)さんが縁結び。もう20年ほど前になりますか、「香川県FP事業協同組合」設立記念講演が初対面でした。

それからの付き合いですから、長い間というとそうなりますが、毎回の話しはとても新鮮です。情報収集力が優れている、分析力もなるほどと感心しきり。第1部は新時代を切り開く情勢分析(オープン参加)¥5,000、第2部リーダーシップ講座¥5,000と破格の安値で「旬の情報」が手に入る。東京新橋や、神奈川県小田原(渋谷から拠点を移した。私は渋谷の事務所へ行ったことがある)でもいろいろな展開をしている。

その中から今日の2部は、リーダーシップのあり方にについて、日本独特の「和」の重要性について面白い解説話しでした。「和(あ)える」という一元論、分けるでもなく、混ぜるという二元論でもなく、やんわりみんなで、異素材同士がお互いの形も残し、お互いの魅力を引き出し合いながら一つになることで、より魅力的な新たなものが生まれることを言います。相乗効果を出す、文字通り「日本のワザ」なのです。

これを具体化したモノが、「八重桜」。一片は小さいのですが、それがかたまりとなり、大きな花としてみられる。言語にしても多様で、漢字・ひらがな・カタカナを使う。これは世界に例がなく、日本語がむずかしいと言われる所以でもある。日本人は、言葉さえも和えて使う。会社内でも、働く者同士和えて存在する。和を以て貴しとする。

欧米・中国での評価は、すべて金。金の評価は、カルロスゴーンのように、一辺倒に成ったら「ニヒリズム(虚無主義)」に陥る。巨大化すれば、戦争や疫病が蔓延する。この救世主が「宗教」で、特に活躍したのがイギリスへ渡った新教徒・プロテスタント。底辺にキリスト教という宗教を置きながら、新しい天地世界を求める考え方。

日本にあっても真言密教や天台宗から、鎌倉時代武士の時代に成って庶民の間で新仏教・一向宗が誕生する。鎌倉時代の、浄土宗の僧・一向俊聖が創めた仏教宗派で、江戸幕府によって時宗に強制的に統合され、「時宗一向派」と改称させられた。さらに江戸幕府によって、強制的に浄土真宗の公式名称とさせられた。以来、他者が浄土真宗、ことに本願寺教団を指す呼称だが、大谷派や興正寺派も同じ。

話しは飛ぶが、宗教つながりで言えば、マッカーサー連合国司令官はプロテスタントで、フリーメイソンだったという。このフリーメイソンについては私も強い関心を寄せているが、ここでは紙幅がつきそうなので略するが、フリーメイソンは「自由・平等・友愛」を教義としている。明治維新に大きな影響を与えた英国一の大富豪でフリーメイソン、マセソン商会会長の名も有名。

まとめて、日本のリーダー養成法。生活の「型」を学ぶ。朝起きてから寝るまでの習慣を学び、守破離の精神を貴ぶ。仏壇や神棚に灯明を上げて、花の水を替えて、お経を読むならそれも型。技術を習得し、技能を習熟する。そして次へつなげる、天皇家のように。

そして、終わりなき改善の精神を貫く。クオリティー追求の国・日本。みんなの合意をとれる人がリーダーで、お金や権力での統治では決してない。日本式、稲盛式が世界で唯一残る「新宗教」と言えると思う。その盛和塾も、来年末で解散する。これからどの程度、塾長の教えを身につけるか。これをしないと、私は死ねない。


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| 社長日記 | 11:24 AM | comments (0) | trackback (0) |

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